九州一丸で介護イノベーション推進!
昨年、スマートライフケア共創工房に、厚労省介護ロボットプラットフォーム事業における九州の地域相談窓口(北九州、大分、鹿児島)の皆さんに来ていただき、九州連携協議会と称した会議を開催しました。各地域相談窓口が活動報告や情報交換等を行うことにより、お互いに連携しながら、それぞれの活動を強化し、介護ロボット等を活用した介護イノベーションを加速させることを目的としたものでした。参加した地域相談窓口の皆さんから大変好評であったので、今後も毎年行う方向性となりました。
厚労省介護ロボットプラットフォーム事業では、これまでの地域相談窓口17か所から、「介護生産性向上総合相談センター」(ワンストップ窓口)への転換を進めており、2025年度までに全都道府県にワンストップ窓口を設置するべく動いています。
今年は11月末の時点で、ワンストップ窓口が設置されたのはまだ30か所ですが、なんと九州は全県(7県)に設置されました! また、北九州市は今年度から地域相談窓口ではなくなりましたが、独自に介護ロボット等導入支援・普及促進センターを運営しています。
今年は、大分県のワンストップ窓口に主催をお願いし、「九州連携協議会」を改め、「九州介護イノベーション推進会議」として、九州全県+北九州市からワンストップ窓口(北九州は介護ロボ導入支援・普及促進センター)の関係者が一堂に会して、活動報告や質疑応答、情報交換を活発に行いました。また、経産省 九州経済産業局からもご参加いただきました。先行する北九州、大分、鹿児島以外の窓口も、着実に展示場の整備や伴走支援や伴走支援に向けた取り組みをされていることが分かり、大変心強く思いました。また、先行する窓口の取り組みや質問に対する回答は他の窓口の皆さんにも大いに役立ったようです。
会議の冒頭には、大分窓口のご厚意で、西日本最大級という福祉用具や介護ロボットの体験展示場の見学を、(遠隔参加者のために)係の方がカメラを持って説明して回っていただきました。また最後には、厚労省介護ロボットプラットフォーム事業事務局長が、「伴走支援」をテーマとして、ディスカッションの司会を務めていただきました。
個人的に、2年目にして九州全県および北九州市の介護イノベーション関係各位が一堂に会していただいたことにまず感激しました。さらに、会議内容が大変濃密で有意義であったことに感激しました。
来年は鹿児島窓口で開催する予定です。一年後が今から楽しみです! 九州一丸となって介護イノベーションを加速していきましょう!