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「コメント」について考える

このnoteにはコメント欄があり、運営側もコメントの投稿を奨励していることから、私は色々な記事 (と言っても犬関係ですが) に比較的多くコメントを入れています。しかし、コメントの投稿で、最近、後味の悪い思いしたので、それを機に自分のコメントを振り返ってみたいと思います。

私が投稿するコメントは大きく分けて三種類あります。まず、記事の内容に共感・同意したり、時には激励したりするもの。次に、自分の知識や経験に基づいてその記事のクリエーターに情報提供したり助言したりするもの。そして最後に、記事の内容があまりにも偏った意見である、あるいは誤った情報発信をしていると考えられ、見過ごすことができない場合に自分の意見を述べるというものです。

まず、第一の共感・同意・激励のコメントの一部を下記に挙げます。(すべて異なるクリエーターの記事に対してのものです。一部伏字) 私のコメントの傾向が分かると思います。

犬が池に落ちた記事、不謹慎ですが笑ってしまいました。(素晴らしい描写で落水時の様子が良く分かりました) 
大事に至らなくて、何よりでした。サイトハウンドは水が苦手かもしれませんね。
我が家の犬はリトリーバーなので水が大好きです。夏は湖に連れて行って思い切り泳がせているので、湖や川など(水たまりでも)を見ると飛び込みたがるので制止するのが大変です。

パピーウォーカーが盲導犬候補を盲導犬センターに引き渡す際、特に幼いお子さんにとっては、「約1年も一緒に過ごしたかわいくて仕方ない子犬と、別れなければいけないのは本当に辛い」と思います。
いくら「事前に家族で話し合い、子供を含めた家族全員が納得しているはず」といっても、特に幼いお子さんの心は、一緒に過ごす一年間のうちには変化をきたすかもしれません。(そもそも、事前に別れの寂しさという経験がなく、なんとなく同意しているのかもしれません)
その意味で、子犬との別れの後には、「何かしらのケアが必要なのでは」という考え方に賛同します。未成熟な幼い子供こそ、達成感や使命感だけでは克服できない感情を抱きがちなのではないでしょうか。

同感です。心温まる良い記事ですね。
ウチは大型犬で、もう10歳。
ときどき、「こうやっていつまで散歩できるかな」なとど考えてしまいます。

よくわかります。同意します。
ウチの犬も、子犬のころ訓練士さんを頼んだことがありました。その方曰く「ドッグランなんて行く必要はないです。特にお宅の犬は野生を呼び戻すだけで、良いことは何一つありません。」と。まさしくそのとおりで、「基本的なコマンドも入っていないのに、ドッグランに行って何をしたいんだ。」ということですね。
次回の記事に関係しますが、ウチでは基本的に不愛想に散歩して犬友を作らないので、近所のドッグコミュニティで評判が悪いです(というよりは無視されているか!?)。

私も飼い犬と一緒に寝ていますので、気持ちは良く分かります。
ウチの犬は基本的に私の横(下半身)に寝ていますが、手を伸ばせば尻付近に届くので気が向くと撫で撫でしています。
安心して寝息を立てているのを感じると、こちらも幸せになりますね。

「一つだけ子犬の頃に教えてあげてほしいことがあります。それは「ヒトの手」を好きになる子に育てることです。」
良い言葉です。

ウチもドッグランにはあまり(と言うかほとんど)行きません。得体の知れないイヌにケガをさせられる危険を敢えて冒したくないという理由の方が大きいです。
体験談を三つほど書きます。一つはうちの犬が子犬の頃の話です。ドーベルマンの兄弟3頭がパックを組んで襲い掛かってきたことがあります。3頭とも日頃から同じ環境下で群れて暮らしているとのことで、そのドッグランに初めてきたよそ者であるウチの犬を狙ったようです。もう一つは、並走しながら脇の下に潜り込んで相手を転ばすことを得意としている和犬雑種でした。飼い主は「ああやってほかの犬を転ばすのが好きみたい」と薄ら笑って止めようともしませんでした。最後はスタッフォードシャー・ブル・テリアです。足が遅いので、追い駆けっこでは他の犬には付いていけませんが、ある場所で待ち伏せをして走り過ぎる犬の喉笛や耳を狙って咬みつくのです。飼い主は「待ち伏せは頭が良い証拠で、いつものこと」などと能天気なことを言っていました。
いずれのケースも飼い犬にケガはありませんでしたが、ドッグランは危険と隣り合わせであるということを、飼い主はもっと認識した方が良いと思います。

「断尾」も「断耳」同様、犬の健康に悪影響を与えそうですね。
では「狼爪(ろうそう)」”Dewclaw”はどうでしょうか。狼爪は犬が走る時など体の一部に引っかかりケガをする恐れがあるので、予防的に生後間もなく切除してしまうケース(犬種)があるようですが…。(実際、ウチの犬もブリーダーにより狼爪を切除されている)

差し出がましいようですが、一言、コメントさせてください。
「どれだけ生きられるかではなく、どう生きるかを大切にしたい」 
強く共感します。

良い記事ですね。
「無麻酔スケーリング」は審美歯科的なもので、仰るとおり歯周ポケットの歯石が十分に取れず治療として成立しないと考えます。また、歯石を取った後、ポリッシング(研磨)も行わないので、再度、歯垢が付きやすくなってしまいます。
「百害あって一利なし」と言っても過言ではないと思います。

良いですね。***ちゃんの排尿の姿が目に浮かぶようです。
家の中で排泄をしないと高齢になってから何かと介護が大変ですからね。ウチは最初に飼ったリトリーバーが外でしか排泄をしなかったので、最期の介護のときは犬ともども難渋しました。
因みに我が家の飼い犬のトイレは風呂場に続く洗面所で、昼間はスーパーワイドのトイレシート(60cm X 90cm)2枚、夜間は3枚です。(それでも偶に外されると処理が大変です。下にはタイルカーペットを敷いていますので…)

シェルティは好きな犬種です。穏やかで賢くて可愛いですよね。
ご主人様を説得して犬を飼える日が来ることを願っております。

日々のトレーニング、お疲れ様です。よくやられていると感心しています。
飼い主は、できてもできなくても突っ込みたくなりますが、そこは我慢してコントロールしないと、しまいにはイライラして犬に当たりたくなってしまいますよね。とにかく、おっしゃるとおり少しずつですね。
訓練士さんの言葉「保護犬は集中力の持続が難しかったり警戒心が強い(臆病な)場合が多いですが一緒に楽しむ努力をされていて素晴らしいですね」には同意します。

ウチの犬は鳥や魚の死骸が転がっている場所でゴロンゴロンします。
思わずリードを引いてしまいます。(修行が足りませんね)

生後2日(?)で買い手に子犬を選ばせるとは、何ともユニークなブリーダーさんですね。
私も二回ほど飼い犬をブリーダーから迎えましたが、自分で選んだ (選ばせてもらった) ことは一度もありません。(ブリーダーが選んで「ハイ、どうぞ」っていう感じでした)
パピーテストは私も聞いたことがありますが、あまり当てにならないようです。子犬は運命に導かれてやってくると考えて、「ままよ」とばかり割り切ることも必要ではないですか。(きっと素晴らしい子犬がやって来ますよ)

垂れ耳と鼻と尾の感じからは「**」君はご推察のとおり、ゴールデン・リトリーバーと何かの雑種っぽいですね。(ストップが深いのでコリーやシェルティは入っていなさそう)
ただ、和犬の特徴である立ち耳、巻尾(差尾)ではないので、もしかすると和犬の血は入っていないかもしれませんね。

奥様の「本に書いてある通りにやって解決出来れば誰だって苦労しない。子育てと一緒」は至言ですね。
奥様の言うとおり、もともと和犬は「誰にでも愛想を振る舞うことはなく、飼い主にのみ忠実な」性格と言われています。自分の犬が一番かわいいと思う気持ちがあれば、苦労は乗り越えられるはずです。
犬というものはアッと言うに大きくなってしまいます。子犬を育て一緒に過ごせるのは、むしろ幸運と思わなければなりません。

「不満顔の“ポチ”を小脇に抱え、帰路を急ぐ」という「強制終了」には笑ってしまいました。きっと、小型犬の飼い主さんにとってはあるあるなのでしょうね。(ウチの飼い犬は36kgを超えていますので「小脇に抱えて」というわけにはいきませんので…)

ブリーダーがケージ飼いしていた繁殖引退犬にトイレを教えることは至難の業です。(大抵は失敗してオムツ常用になります)。
良くしつけましたね。ご苦労お察しします

「ブリーダーからは、圧倒的にクオリティーの高い犬を購入出来るので、支払い金額は多少大きくても、結果ペットショップよりはお買い得感ありますけどね。」
同意します。
犬を迎えれば10年以上一緒に暮らすことになるわけですからクオリティーの高い犬は金の草鞋を履いてでも…という感じですね。

ボクサーは胃捻転の好発犬種ですから仕方ないと言えば仕方ないのかもしれませんが、胃捻転に加え「血管肉腫の肺転移」や10歳という高齢を目の当たりにして、さぞつらい選択をされたことでしょう。
飼い主がどのような選択をしても、飼い犬はそれをあるがままに受け入れてくれるはずです。
月並みではありますが、*****さんは幸せな一生を送ったと思います。

確かに犬は飼い主をよく観察しています。犬は社会的な動物であり、人間の温かさや喜びにすぐに影響を受けます。だからこそ犬は、古代より人と共に暮らしてきて、現在も人間のパートナーとしての確固たる地位を築いているのだと思います。
私の経験ではありませんが、事故にあって瀕死の犬が自分ことはそっちのけで、悲しくて泣いている飼い主をペロペロなめて慰めていたという話を聞いたことがあります。飼い主の感情が犬にとっては自分の状態より優先すべきことなのかもしれません。
仰るとおり、時には、このような犬の性質を念頭に置いて感情をコントロールして接することも必要だと思います。

彼氏さんの観察眼は鋭いと思います。私も同じ印象を持ちました。
傍から見てどんなにひどい飼い方をしていても、犬は飼い主が好きなのは否定できません。それだけに、余計に不憫に感じることもあります。
私が犬という生き物を好きな理由でもあります。


次は、情報提供・助言のコメントの一部です。(同様に、すべて異なるクリエーターの記事に対してのものです。一部伏字)

育てる自信がなければブリーダーに返してはどうですか。
どんなに愛情かけて辛抱強く育てても、ダメな犬は一定数います。
それに、*くんは「後ろ右膝が甘い」と獣医に指摘されたとのこと、これは甘いのではなく間違いなく膝蓋骨脱臼です (絨毯では治りません。整形外科の専門獣医師の受診を勧めます)。
小型犬であれば、これから10数年ともに暮らすことになります。
覚悟がないと飼いきれません。

おっしゃるとおり、私の知識はウェブ上にある情報を鵜呑みにしていたようです。(根拠となる文献の類は見つかりませんでした)
改めて色々調べてみると、「歯垢は唾液中の塩分と結合して24時間以内に硬化を始める(すなわち歯石が沈着し始める)」という説が有力のようです。
自分の浅学を顧みず失礼なコメントをしたことをお詫びするとともに、新しい知見をありがとうございました。

ウチも三歳から手作りのフードにしていますが、とても良いですよ。(手間と金は掛かりますが…)
ウチの場合、参考書は下記のとおりです。
「かんたん!手づくり犬ごはん ワンちゃんがよろこぶ健康&体質改善レシピ」
須崎恭彦 著 (2007年11月)
「愛犬のための 食べもの栄養事典」
須崎恭彦 著 (2011年5月)

興味深い記事をありがとうございます。楽しく読ませていただきました。
質問があります。ウォーリー・コンロン氏の記事は私も読みましたが、私の理解では現在のラブラドゥードルは純血種のラブラドールレトリバーとプードルのF1(雑種第一代)ではありません。ラブラドゥードルは犬種固定が難航しており、F1に更にスパニエルなどの純血種を掛け合わせたり、F1同士を交配したりして犬種改良・固定を図っている途中だと思います。また、「現在ではラブラドゥードルのブリーディングはあまり行われていない」と書かれていますが初耳です。情報元を教えていただけませんか。
蛇足ですが、「イヌ科(Canidea)の動物の種もしくは、亜種を超えたコイは胃により生まれた交雑種(ハイブリッド)の総称をカニド・ハイブリッドといいます。」のなかの「コイは胃」は「交配」の誤りですよね。(揚げ足を取る意図はありません、良い記事なので誤字は勿体ないです)

くどいようですが、「現在ではラブラドゥードルのブリーディングはあまり行われていない」という件です。参考にされた石井万寿美氏の記事を読みました。石井氏の言わんとしているところは、当初のF1のラブラドゥードルは遺伝的な問題を多く抱えており、現在ではあまりブリーディングが行われていないという意味ではないでしょうか。
オーストラリア・ラブラドゥードル協会(ALA)によれば、現在、オーストラリアには30の認定ブリーダーがいるとのことなので、年間で150~300頭のラブラドゥードルが生まれていると考えらます。また、米国オーストラリア・ラブラドゥードル協会(ALAA)の登録ブリーダーは240超、少なく見積もっても年間2,000頭以上のラブラドゥードルの子犬がアメリカでは販売されていると推定されます。決して「ブリーディングはあまり行われていない」状態ではないと思います。
よって、「現在ではラブラドゥードルのブリーディングはあまり行われていないそうです。」と書くのは実態と乖離していると思いますが如何でしょうか。(石井氏の誤解を招くような書き方自体、問題があるとは思いますが…)

余計なおせっかいかもしれませんが、ここは先々のことを考えて子犬はペットショップに返却してはどうでしょうか。
先天性の膝蓋骨脱臼は遺伝性の疾患です。遺伝病を承知でブリーディンクされている子犬は他にも遺伝性の疾患を抱えている可能性が高いです。いくら情があるとは言っても、この先10数年は共に暮らす家族の一員です。一時の感情で苦難を背負い込むことはありません。(「もう情が移っているから返すことなどできない」「疾患を抱えたまま返したら、この仔はどうなるの」など一時の感情の高まりで飼い続け、疾患に関わる飼養の手間、気疲れ、経済的負担などで、「こんなはずではなかった…」と悩み苦しむ飼い主は枚挙にいとまがありません)
まずは整形外科の専門獣医師の診断を受けて、膝の正確な状態を知ることが大切です。もしグレード2以上の診断を受ければ、契約書と異なり返却が可能となります。また本当にグレード1であれば、返却しないという決断をしたとしても飼養上の注意点などを確認することができます。
差し出がましいようですが、ここは将来を見据えて冷静な判断をすべきかと思います。

近い将来、保護犬を迎えようと考えておられるのですね。差し出がましいようですが、最初に犬を飼う方は保護犬を避けた方が賢明だと思います。
犬というものは、成犬でもきちんと愛情をもって接して飼養すれば飼い主には懐きます。両親が野犬でも、3か月齢以内であれば恐怖より好奇心が勝るので、警戒心も薄く躾やすく素直に育ちます。
しかし、放棄された理由にもよりますが、保護犬はどこかに問題のある犬が多いです。問題行動があり放棄された場合、上手に対応しないと同じ問題が出てくる恐れがあります。また、飼い主に見捨てられたと思っている犬は、心に傷を持っていて何かの拍子にそれが発露して問題行動につながる懸念もあります。いくら覚悟と責任感を持って愛情を注いでも、どうにもならない犬は一定数はいるのが現実です。
お若いのですから、保護犬は飼養経験を積んで二頭目以降にすることを推奨しますが、それでも保護犬にこだわるのであればアドバイスを一つだけ。臆病(特に雷・花火やサイレンの音を怖がる)犬は避けてください。トレーニングで矯正しにくいうえ気を遣うことが多く非常に暮らしにくくなります。

飼い犬はシー・ズーでしょうか。
子犬のしつけは忍耐が肝心です。思い通りにならないときは物に当たりたくなる気持ちも分かります。それでいいのです。(決して犬に当たってはいけません)
犬にとって一番つらいのは無視されることです。問題行動のときは叱らず無視することです。トイレを失敗したときは犬を無視して黙々と(不機嫌な雰囲気を醸し出して)片付ける。成功したときは褒めちぎって(おやつを与えたり)、犬をクシャクシャにして(耳の後ろをカキカキすると良いです) 全身で喜びを表します。
飼い犬は飼い主をよく観察しています。***さんの状態を見て気に入られるよう、トイレを成功するように行動するはずです。

シーザー・ミランは私も好きです。経験に裏打ちされた信念を持ったトレーニングは瞠目するものがありますよね。
「褒めて育てる」が最近のドッグトレーニングの主流のようです。(大型犬の躾でもチョークチェーンすら使わないといいます) とは言うものの、いくら愛情をかけて「褒めて育てる」トレーニングを行っても、どうにもならない犬が一定数いるのも事実です。
自分の飼い犬です。責任をもって自分がベストと思ったやり方で飼養するのが良いと思います。飼い主がブレる(一貫性がない)ことが最悪です。挫けず信ずるところを実践してください。

額のおできは「皮脂腺腫」のようですね。良性の腫瘍なので**さんの年齢を考えると、仰るとおり経過観察で良いと思います。


最後は、記事の内容に対する意見(反論)のコメントです。これについては下記の例が分かりやすいので、よろしければ参照してください。

加えて、過去記事の


コメントを入れてブロックされてしまったクリエーターは二人ほどいます。(「スキ」が打てなくなり「コメント」が送れなくなるのですぐ分かります。確認できていないだけで他にもいるかもしれませんが…) 良かれと思って助言したつもりでしたが、そのクリエーターにとっては余計なお世話で、私のコメントが鬱陶しいと感じたようです。

フードのボウルを床において食べさせているようですが、台に乗せて食べさせた方が犬にとってフードを飲み込みやすいと思います。
頭を少し下げた状態で飲食ができる高さに合わせて自作しても良いですが、百均で鉄製の鉢スタンドを丹念に探せば、ボウルの径と高さが合うものが見つかるはずです。
それと、未だに食事の際に「待て」をかけているようですが、これは「待て」ではなく「おあずけ」です。
「おあずけ」は、犬がその間フードを凝視したり逆にそっぽを向いたりして、アイコンタクトができなくなりがちです。また、犬のフードに対する執着心を高めてしまい、「おあずけ」させればさせるほど食べたい気持ちが高まり、「よし」の合図とともに犬は一気に食べるようになります。この過剰な一気食いは消化に悪く、胃捻転のリスクを高めることにもなりかねません。
正しい「待て」は、犬がアイコンタクトを取りながら、飼い主が「OK」などの解除の声符(+視符)を掛けるまで同じ場所・同じ体勢で待ち続けることです。食事の「おあずけ」を本当の「待て」と混同すると、***さんが食事以外で「待て」ができなくなるかもしれません。考えてみてください。

「皮下点滴をしに来てほしい」とは皮下点滴のために通院せよということですかね。
皮下点滴はコツを掴めばそんなに難しい処置ではないので、ご自宅でご自分でなされたら如何ですか。(飼い犬の負担を減らすため自ら行っている飼い主さんも多いです)


冒頭、後味の悪い思いしたというのは下記のケースです。「ヒーラー、文筆家、動物愛護家」を自称しているクリエーターのある記事に対してコメント入れました。(記事の要旨は次のとおりです。『自分は繁殖引退犬(柴)を保護し迎えたが、その繁殖家がいわゆる「パピーミル」で自分の保護犬は過剰な繁殖によってガンを患い早世した。この他にも過剰な繁殖によって病で苦しむ保護犬や保護主が多くいる。よって、繁殖自体、犬に対する虐待である。』)

議論を吹っ掛けるつもりはありませんが、「ペットビジネスにおいて繁殖は虐待である」とは言い過ぎだと思います。

そもそも犬(ペット)は「生殖が人の管理下にあり、野生群から遺伝的に隔離された動物」なので人が介在しない繁殖は基本的にあり得ません。(野犬はペットとは言わない!?)

また、ブリーダーの中には利益を度外視(ビジネスとしてではなく)して、その犬種にほれ込み自らの趣味や喜びのために繁殖を行っている者も少なからずいます。

「繁殖」を否定してしまったら犬(ペット)そのものの存在を否定することになり、動物愛護の考え方と矛盾するのではないですか。

すると、次のようなコメント返しがあり、元記事とその関連記事をすべて削除したうえ、プロフィールから「動物愛護家」をも抹消してしまいました。

ご意見ありがとうございます。言い過ぎ、そうかもしれません。しかし、繁殖場から保健所に持ち込まれた 元繁殖犬の柴犬を昨年、亡くしました。産めなくなるほど、酷使した末に保健所に持ち込まれました。一見、何もないように見えていましたが癌が見つかり、昨秋、急逝しました。やはり繁殖犬を迎えた方も、突然、心臓 発作で亡くなってしまったと聞きました。これは繁殖の酷使だと思います。

論破がどうの、などとは思いません。異なる意見は当然ですから、何に関しても。他の動物愛護について書かれている方にも意見され、相手は削除されたようですね。意見が違うのは当たり前ですが、わざわざ意見することもないのでは? 繁殖犬を迎えた飼い主の背景は全てご存知ないでしょう? ひとつ言えることはお互い愛犬家であるということですよね。

以上を持ちまして、コメントはいたしません。

私は、論破がどうのこうのするつもりはありませんでした。自分の保護した犬を失った悲しみから、その繁殖家のやり方に原因を求め非難する気持ちは分からないではありません。このクリエーターがただの飼い主であれば、私はコメントしなかったでしょう (保護犬をテーマにした記事は多いですが、私はいちいちコメントはしていません)。 ただ、プロフィールに「ヒーラー、文筆家、動物愛護家」とあり、動物愛護家にしては犬という品種そのものの理解が欠けている、動物愛護の歴史的経緯や意味を十分理解していないと感じたので、クリエーターからすれば耳の痛くなるようなコメントを敢えて送りました。「動物愛護家」を自称して情報発信するのであれば、それなりの責任を負うべきと考えますが、私のコメントに対して捨てぜりふ的にコメントを返して、全記事を削除して「動物愛護家」を辞めるのは…、どうなんでしょうか。


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