フレンチテックのeラーニングプラットフォーム「Rise Up」が€3,000万(約39億円)の資金調達を実施
パリに拠点を置き、遠隔学習と対面学習を組み合わせた専門的なトレーニングソリューションを提供する新興企業は、Connected Capitalからの資金調達により、欧州での展開を加速させる予定である。MaifとImpact Partnersは、改めて支援を表明した。
パリを拠点にSaaS型プロフェッショナル養成ソリューションを提供する新興企業Rise Up社は、5月3日、欧州展開のための資金として3000万ユーロを調達したと発表した。このシリーズBラウンドの資金調達は、サービスとしてのソフトウェア分野の企業への融資を専門とする投資ファンドConnected Capital、その歴史的投資家Maif、および最初の株主Impact Partnersが主導した。
2014年に設立されたRise Upは、対面学習と遠隔学習をミックスした研修プラットフォームを開発し、特に大企業向けに展開しています。学習プラットフォーム、人材管理ツール、コンテンツ作成ソリューションが一体となったもの。アクサ、シュナイダーエレクトリック、ドミノピザなど400社の顧客を持つ。Rise Upは現在、6カ国(フランス、ベルギー、イギリス、オランダ、ポルトガル、ドイツ)で約100名の従業員を擁している。
チームへの統合
このソリューションは、人工知能技術を統合し、宣言型データと行動データに基づき、学習経路をパーソナライズする。学習者の評価や進捗状況に応じて、それぞれのペースに合わせることができる。また、「やる気を起こさせるチャットボット」を使用し、Microsoft Teamsに統合することも可能。
2021年1月、ライズアップは保険業界の研修機関であるIfpassと提携を結び、資本参加した。2018年には、BNPパリバを迎えた第一弾の資金調達も実施。