見出し画像

心の弱さ〜憧れの留学生活〜

 高校生くらいの時から留学することが夢でした。
日本の大学に入って体育について勉強していましたが、体育は単なる趣味で将来やりたい職ではないと気づき、学校をやめて留学に行きビジネス専攻として将来に繋げよう。そう言った本心で留学を決意し語学留学などではなく、Co-op留学といい、半年ビジネスの勉強、もう半年は勉強しながらもインターンで仕事を実際に経験することができるプロジェクトで初年はカナダ、2年目からはカナダやイギリスなど様々な場所に行くことができます。
 
 ずっと憧れだったし、みんなから見ても留学に行ける人は羨ましい、その環境を大事にした方がいい。親のおかげ。その決断が素晴らしい。そんな風に思っていると思います。しかし現実は違いました。


2024年9月18日

 この日から僕の憧れである留学生活がスタートしました。日本での生活を存分に楽しみ、彼女や家族、友人との別れを惜しみながらもどこか楽しみにして1人で飛行機に乗り込みました。
 
 何度か海外へ旅行に行ったこともあるし短期の語学留学も経験があったので大丈夫だろうと過信していました。しかし現実は厳しいものでした。よくよく考えてみると、1人で海外の経験は初めて、ましてや初めての土地バンクーバー。ホームステイの家に着くや否や時差ボケの影響かすぐ寝てしまいましたがそれからというもの夜になるとホームシックになり、寝れない、また寝れても途中で起きる、朝も目覚ましより前に起きるなどと睡眠障害として顕著に現れています。朝やお昼は現地でできた友人といたり、1人で外に出かけることをしていて不安など皆無なのですが、家に帰って寝る時になると突如不安が襲ってきます。留学やめて家に帰ろうかなとか日本の大学に復学しようかなとか就活しようかなとか。

 しかし、まだきて五日間しか経ってないし授業もまだ受けてない。家族、彼女、友達の期待を裏切るのではないか、お金もたくさんかかったし一人っ子の僕に留学に行かせてくれた親に迷惑をかけるのではないか。また、日本に置いてきた彼女にも愛想を尽かされるのではないか。友達からも口だけの小心者、困難があったらすぐに逃げるやつだと思われるのではないかと感じ、とりあえず少しは頑張ってみることにしました。まずは授業が始まってみて、それから1週間経ってから、1ヶ月経ってから、3ヶ月経ってからは親から莫大な金額をかけてでも一時帰国をしていいと言われたのでそこまで頑張ってみようと思います。

 それでもやはり不安感が強くホームシック、半分うつ状態です。辛い、逃げ出したい、帰りたい、けどもっと頑張らないと、期待に応えないと。そんな二つの感情が交差して今は心が疲弊している毎日です。
 
 別に英語力が低く、コミュニケーションに問題があるわけでも、ホストファミリーと仲が良くないわけでも、友達ができてないわけでもありません。
 でも、授業についていけるかな?このままここでやっていけるのかなあと不安でいっぱいです。
 とりあえず打ち明けるだけでスッキリすると思ったのでここに書かせていただきました。
 
頑張れーとか帰ってきてもいいんだよとか言わなくてもいいけど本心で思っているなら言って欲しいです。
とりあえず授業が始まって1週間、1ヶ月、一時帰国できるまでの3ヶ月頑張ってみようと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?