【ポストコンサル転職】Mastercard Advisors Client Services - MBBレベルの給与水準/WLB良好
執筆背景
「国際カードブランド」でのキャリアは、ポストコンサルキャリアで悩んでいるファーム経験者に対して選択肢の一つとなります(特に金融領域に親和性がある方にフィットします)。
具体的にはMastercard/Visaについては、昨今、手数料ビジネスからの多角化を図り、コンサル領域にも進出してきているため、ファーム経験者の引き合いがあります。しかし、選考についての情報やキャリアイメージについての情報が少ないため、体験談を執筆する運びとなっております。
筆者スペック
志望動機
コンサル業界の方なら誰しも悩むポストコンサルを考えていくにしたがって、昨今の活況なマーケット/スキルセット差別化/自らのキャリアデザインという観点で、事業会社へのキャリアチェンジ、クレジットカード業界の国際ブランドへの志望を固めたという経緯になります。
【マーケット観点】コンサル業界が大活況で未経験者の流入が多いため、コンサルスキルがコモディティ化するのではないかという危機感があり、このスキルが高く売れるうちにイケてる事業会社にキャリアチェンジしたい
【競合との差別化観点】20代を総合ファームで過ごし、ジェネラルなコアコンスキルは身に着けた。30代にさしかかり業務、ソリューションいずれかの軸で専門性を身に着けたい
【自らのキャリア観点】人工ビジネスを脱却したい(WLBが改善してきているとはいえ、やはりコンサル業界でキャリアを続けていくのはハード)
【自らのキャリア観点】語学力を活かしたい
職務経歴
クレジットカード業界およびIT領域についての経験があり、またビジネスレベルの語学力もありましたので、そのあたりを選考プロセスで訴求していきました。
総合コンサルティングファームで6年間の経験
金融セクター所属のため、金融機関の業務、特にクレジットカード業界のアクワイアリング業務について若干の知見あり
直近1年間グローバル案件を経験し、ビジネスレベルの英語コミュニケーション可能
応募ポジションと結果
応募ポジション:Managing Consultant, Advisors Client Services - Business Experimentation
Mastercardのコンサルティング部門になります。タイトルとしてはコンサルでいうSCランク、ポジションは比較的実装より(Mastercardのソリューションを使ってコンサル、当初は戦略ポジションでアプライ)になります。
Managing Consultant→職位
Advisors Client Services→部門(Mastercardのコンサル部署)
Business Experimentation→ポジション(コンサルでいうチーム)
Mastercardのコンサル部門(ACS)については、公式HPにてジョブディスクリプションやロールごとの経験年数やタスク定義などの細かな情報が掲載されております。このあたりはVisaのコンサル部門(VCA)とことなり情報がリッチのため、イメージが明確にできるかと思います。
<詳細:Mastercard 公式HP>
https://careers.mastercard.com/us/en/consulting-specializations-at-mastercard
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