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私が考えるAI時代の必須スキルと資格

最近、AI関連のニュースを見ない日はないくらい、急速にAI技術が発展していますね。
私が社会人になったときの部署が、「AI応用室」というところで、ファジィ制御やらニューラルネットワークやら、ペトリネットで盛り上がっていた頃とは劇的な進化です。
私自身、仕事でもChatGPTをはじめとする生成AIをいろいろ使うようになり、「これからの時代に必要なスキルって何だろう?」とずっと考えていました。
そこで今回は、実際に私が仕事で感じている経験も踏まえながら、これからの時代に役立つと思われる資格とスキルについて、率直な意見を共有したいと思います。


■まず押さえておきたい!データ関連の資格

G検定(ジェネラリスト検定)

AIの基礎から実務での使い方まで、かなり実践的な内容です。特に、AIプロジェクトの進め方やAI導入時の注意点など、現場で使える知識が満載です。
実際に私も2023年にこれを取得しました。

取得のコツ:
・オンライン学習教材を活用(通勤時間も有効活用できます)
・実際のAIサービスを触りながら学習すると理解が深まります
・週末2ヶ月程度の集中学習で十分合格できるレベルです

Python関連の資格

「プログラミング?難しそう...」と思う方も多いはず。でも、データ分析やAI活用の現場では、本当によく使われています。基礎さえ押さえれば、AIツールのカスタマイズや簡単な自動化くらいなら、意外とすぐにできるようになります。

おすすめの学習方法:
・まずは無料のオンライン講座で基礎を学ぶ
・実務で使えそうな簡単な自動化スクリプトを作ってみる
・Stack OverflowやGitHubでコードを見ながら学ぶ

■意外と重要!ビジネス系の資格

DX推進者認定

AIやデジタル技術の導入で、多くの企業は
「何から始めればいいの?」
という状態にあります。特に中小企業についてこの傾向が顕著です。
この資格は、そんな現場の課題に対して、具体的な解決方法を提案できる力が身につきます。

実践的な活用法:
・社内のアナログな業務を洗い出し、デジタル化を提案
・AIツールの導入計画を立案
・部署間の連携をデジタルでスムーズにする施策を考える

情報セキュリティ関連資格

最近、AIを使った新手の攻撃も増えていて、セキュリティの知識は本当に大切になってきています。特に、顧客データを扱う部署では必須のスキルになってきていると感じます。

気をつけたいポイント:
・基本的なセキュリティ対策の理解
・AIツール利用時のデータ保護
・社内システムとの連携時のリスク管理

■これから注目の新しい分野

プロンプトエンジニアリング

このエンジニアリング力は、ChatGPTやMidjourney、Stable Diffusionなど、AIツールを使いこなすためには、適切な指示(プロンプト)を出せる能力が重要になってきています。
この能力が生成AIをどう使いこなすかということに直結するわけです。

実務での活用例
・企画書や報告書の素案作成
・マーケティング文章の生成
・画像生成AIでのビジュアル制作
・データ分析の効率化

AI活用コンサルタント

これからの時代、「どのAIツールを、どう使えば効果的か」を提案できる人材が必要不可欠です。私の周りでも、こういったスキルを持っている人は重宝されていますね。

求められるスキル
・最新AIツールの特徴理解
・業務プロセスの分析力
・コスト対効果の試算能力

■私なりの学習アプローチ提案

実際に私が実践して効果的だと感じた学習方法を共有します:

  1. まずは身近なところから
    ・毎日15分でもいいので、AIツールを触ってみる
    ・業務の中で「これAIで自動化できないかな?」と考える癖をつける
    ・YouTubeやPodcastで最新情報をキャッチ

  2. 実践重視の学習
    ・社内の小さな課題解決からスタート
    ・オンラインコミュニティに参加して情報交換
    ・失敗を恐れずに新しいツールを試してみる

■最後に一言

正直、全部の資格を取る必要はないと思います。でも、これからのビジネスパーソンとして、AIリテラシーは必須のスキルになってきています。
私自身、日々の業務の中で「あ、これAIを使えば効率化できるな」と気づくことが増えてきました。
まずは興味のある分野から、少しずつでも始めてみることをおすすめします。案外、やってみると「思ったより簡単じゃん!」と感じることも多いはずです。
この記事を読んでくださった方も、ぜひ自分のペースで、これからの時代に必要なスキルを身につけていきましょう!


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