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16th week 立たない腕立て伏せ【からだ こころ 脳】       

「腕立て伏せ」が昔から苦手で、いつもどこを鍛えているのか分からなくて嫌だった。腕や肩に疲労を感じる前に手首が折れそうに痛くなる。でも、少しでも腕や肩の筋肉を刺激したくて「立たない腕立て伏せ」として「寝たままできる腕立て伏せ」を始めてみた。寝起きのまだからだが動かない状態の時に自分にスイッチを入れるようにベッドのヘッドボード(または壁など)をバンザイ🙌する要領で押す。力の入れ具合も腕を伸ばすか曲げたままかも回数もお好みで。何となく「運動したぞ」と自己を肯定できることも重要かもしれない。あれもできない、またダメだったと思うよりも「ちょこっと運動」で自分に花丸をあげるのは脳にいいはずだろう。


「からだを動かす」ことが「こころ」や「脳」に及ぼす影響について。

やらなきゃいけないと分かっているけどやる気が出ない(デフォルトモードネットワーク)時、気持ちを前向き(中央実行ネットワーク)に切り替えるのが「顕著性ネットワーク」と言われています。
その「顕著性ネットワーク」は、からだからの情報を得て、「デフォルトモードネットワーク」と「中央実行ネットワーク」を切り替える重要な役割をしているそうです。この3つのネットワークの関連性によってこころの状態が変化することを「トリプルネットワーク理論」といい、これらのバランスが崩れると「うつ症状」のようになることが分かっています。3つのネットワークがうまく働くためには「からだを動かすこと」が有効であり、生活の中に運動を取り入れていくことが推奨されます。
やる気が出ない、マイナス思考になってしまうことで辛いときには、「からだを動かす」簡単なことを一緒に取り組んでみませんか?


「トリプルネットワーク理論」については
東京工業大学 小谷泰則 先生の記事を
参照しました。


https://healthist.net/medicine/2106/

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