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3rd Week 肩を上げて下ろす 【からだ こころ脳】       

肩を上がるだけなら、できそう!と思っていただけたのであれば、今からぜひ、やってみませんか?
椅子に浅く座り、足裏を床につけます。両肩を真上にゆっくり上げます。その時になるべく小さい力で、がんばり過ぎないように。1番上まで上がったら、そこで少し待ってみましょう。どこか苦しいところとか、詰まっていて動きにくいところはありましたか?肩を上げたままの姿勢を続けていると、辛くなってきますよね。辛いことがあった時、肩に今入っているような力が自然に入ってしまう、と言われています。これ以上上げていると疲れてしまうので、今度はゆっくり下ろしてみましょう。肩が1番下まで下がったら、腕の重みを感じて肩がもう少し下がるかなあ、と待ってみてください。さあ、今、肩のまわりはどんな感じがしますか?「肩を上げて下ろす」運動をやってみて感じたことがあったら、
コメントしてもらえたら幸いです。もう一回やってみたら上げた時の感じが変わってくる方が多いので、チャレンジしてみてくださいね。


「からだを動かす」ことが「こころ」や「脳」に及ぼす影響について。

やらなきゃいけないと分かっているけどやる気が出ない(デフォルトモードネットワーク)時、気持ちを前向き(中央実行ネットワーク)に切り替えるのが「顕著性ネットワーク」と言われています。
その「顕著性ネットワーク」は、からだからの情報を得て、「デフォルトモードネットワーク」と「中央実行ネットワーク」を切り替える重要な役割をしているそうです。この3つのネットワークの関連性によってこころの状態が変化することを「トリプルネットワーク理論」といい、これらのバランスが崩れると「うつ症状」のようになることが分かっています。3つのネットワークがうまく働くためには「からだを動かすこと」が有効であり、生活の中に運動を取り入れていくことが推奨されます。
やる気が出ない、マイナス思考になってしまうことで辛いときには、「からだを動かす」簡単なことを一緒に取り組んでみませんか?


「トリプルネットワーク理論」については
東京工業大学 小谷泰則 先生の記事を
参照しました。


https://healthist.net/medicine/2106/

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