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18th week 足首をゆるめる【からだ こころ 脳】       

まず、その場に立って足裏のどの辺で立っているか、を感じてみて欲しい。つま先の方で、かかとにどんと乗っている、土踏まずをつぶすように、または足の外側に力がかかっているなどなどなど。その後、椅子に座って足を床につけ、かかとを床につけたままつま先を天井に向ける。ふくらはぎや膝裏が伸びるくらいたっぷりつま先を天井に向けたままキープ。次はつま先を床につけたまま今度はかかとを真上に浮かす。足の甲やすねまで十分に伸びるように。最後に立ち上がって足裏の感じを確かめて欲しい。最初と感じが変わったら大成功。椅子に座ったままこっそり運動。


「からだを動かす」ことが「こころ」や「脳」に及ぼす影響について。

やらなきゃいけないと分かっているけどやる気が出ない(デフォルトモードネットワーク)時、気持ちを前向き(中央実行ネットワーク)に切り替えるのが「顕著性ネットワーク」と言われています。
その「顕著性ネットワーク」は、からだからの情報を得て、「デフォルトモードネットワーク」と「中央実行ネットワーク」を切り替える重要な役割をしているそうです。この3つのネットワークの関連性によってこころの状態が変化することを「トリプルネットワーク理論」といい、これらのバランスが崩れると「うつ症状」のようになることが分かっています。3つのネットワークがうまく働くためには「からだを動かすこと」が有効であり、生活の中に運動を取り入れていくことが推奨されます。
やる気が出ない、マイナス思考になってしまうことで辛いときには、「からだを動かす」簡単なことを一緒に取り組んでみませんか?


「トリプルネットワーク理論」については
東京工業大学 小谷泰則 先生の記事を
参照しました。


https://healthist.net/medicine/2106/

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