建築・都市領域の次世代に向けたアップデートを目指す一般社団法人ASIBA、および持続可能な社会のためのデザイン主導型リサーチエージェンシー合同会社Poieticaは、気候変動や生物多様性の喪失といった人新世における環境変化への対応策として、「Practice of Unsettlement」(以下PoU)プロジェクトを開始します。
「Practice of Unsettlement」プロジェクトは、現在の都市と居住の形態の持続不可能性に疑問を投げかけ、それを超えた新たな生活の可能性を探求するために「非定住」を掲げています。
「非定住」のあり方を考え、そして実践していくために若手の研究者、アーティスト、デザイナーのコレクティブを組織し、さらに建築・都市業界と協働・実践しながら活動をしていきます。
https://practice-of-unsettlement.studio.site/
昨今、デザインと人類学が持続可能性という一つの流れの元に引き寄せ合いながら混ざり合おうという試みが渦の流れのように穏やかに激しく起きてきています。このマガジンはその中でも特にマルチスピーシーズの議論と融合したデザインの実践というものを中心に論文や書籍、そして実践からその輪郭を顕にしていくヒントを覚書として残してみます。
Fab village/ Fab-practice
京都工芸繊維大学 KYOTO Design Labのファブビレッジ・プロジェクト(Fab Village Project)の一環としてFab-Practiceという実践型の演習を2週に1個のペースで行います。このマガジンではその記録と展望をまとめていきます。