精霊の国日本 東京神社 雉子きじ神社
階段をあがり、聖域に踏み入れた瞬間、「おお~! ここは、お金持ちの神社だ!」と、いやらしくも思ってしまいました・・・。創建がとても古いんです。第十二代景行天皇四十年(110)です。
クイズです。こちらを命名した由来の将軍は、どなたでしょうか?
高級車が駐車され
手水舎もきれいで、蓋付き。
ベンチもきれい。
ビルの中にある、都会型神社。東京でよく見るタイプです。だんだん見慣れてきました。
吹き抜けの空に神威が立ち上っているよう。明るいんです。ゴミ一つない。
神輿も完璧に保管。
本殿右側に、緑の空間も整えられています。祖霊舎がその中に鎮座されています。
なんだかとっても、可愛くないですか? こちらの祖霊舎。私の先祖はいませんが、思わず手をあわせてしまいます。
ビルの中なのに、工夫して、神様が居心地いいように設計されているのを感じます。
幟の立て方も、屋内神社ならでは。綺麗です。
これだけ整えられているのに、こちらの神社の公式サイトは見つかりませんでした。地元の人が、ほんとうに大切にされているんだと思います。
参拝すると、清々しい気持ちになります。道路のすぐそばなのに、ものすごい聖域感。そして、モダン、現代美術、という言葉も浮かんできます。かっこいいんです、こちらの神社。
クイズの答え:三代将軍徳川家光公です。古くは荏原宮、江戸時代までは「大鳥明神」「山神の社」などと呼ばれたそう。家光が鷹狩りをしていたとき、1羽の白いキジがこの神社に逃げ込んで見えなくなったことから、家光が神社の名を「雉子ノ宮」と呼ぶよう命じたと伝えられています。
徒歩で薬師寺 東京別院から7分、大崎鎮守 居木神社から17分、誕生八幡神社から19分、目黒不動尊 瀧泉寺から28分。
最寄り駅は五反田駅・高輪台駅。