宇都宮秀男

赤坂にある映像制作・ライブ配信会社ナチュパラ代表のコラム。ちょっと一息つきたい時にクスッと笑えるものを目指しています。時に1mmも面白くない回もございます。そんな時は作者の苦悩を察して、みんなで「いいね」を押して励ましましょう。

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自己紹介

はじめまして! 宇都宮秀男(うつのみやひでお)と申します。 私は赤坂にある映像制作・ライブ配信会社ナチュラルパラドクス(ナチュパラ)の代表をしています。2024年で13期目を迎えます。 脱サラして好きなことで起業したので、当時の独立奮闘記とその後10年続けられた理由を、友人のライター永妻優一氏が物語にしてくれました。 (Amazonランキング13部門1位を獲得!) 1. なぜ好きなことで起業したのか? 私は1981年、大分県別府市で生まれました。高校まで別府で過ごし、

    • 『大曲の花火』を生で観る

      「大曲の花火」に初めて行ってきた。 1週間前から台風10号が迫っていると知り、花火大会当日に秋田に直撃する進路コースにハラハラした。 人口およそ6万人の町に、60万人が訪れるという日本三大花火大会の1つ。 幸い台風の直撃は免て、無事に開催されることに。渋滞を恐れて3時間近く前に会場に行ったが、予約していた私設駐車場まではスムーズに行けた。駐車場から虹が見えた。 予約していた有料観覧席に行ってみて驚いた。 圧倒的な広さで奥が見えない。 いつかどこかで 「大曲の花火会

      • 宇都宮に行こうとした宇都宮は、佐野で珠玉のラーメンに出会った。(小泉構文を添えて)

        「小泉構文」と呼ばれるものがある。 例 「昼食は昼に食べる派です」 「クリスマスなんて1年ぶりだね」 「今のままではいけないと思います。  だからこそ日本は今のままではいけないと思っている」 小泉進次郎氏の発言の特徴に由来するものだが、僕が見た限り、構文のポイントは2つある。 ①何かを言っているようで、  深い意味のことは何も言っていない ②文の前後でほぼ同じ内容なのに、  ちょっと言い換えてるだけ 人によっては「何も考えてないのでは」と揶揄する声もあるが、欠点はチ

        • コマ撮りアニメをつくってみた🍎

          みなさんはコマ撮りアニメをご存知ですか?ストップモーション・アニメーションとも言ったりします。 人形をちょっとずつ動かしながら写真を撮って、それを連続することで動いているように見えるパラパラ漫画の実写版のようなイメージでしょうか。 実はおよそ2年くらいかけてコマ撮りアニメをつくりました。しかも尺はたったの8分18秒。短編です。 え?そんなにつくるのに時間かかるの?! もちろん、これだけをやっていればもっと短期間でできたかもしれません。でも仕事の合間をぬいながらいろんな

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        記事

          人生で大切なたったひとつのこと

          そんなストレートすぎるタイトルの本を見かけたのは、 六本木ヒルズのライブラリ(アカデミーヒルズ)だった。 ふと受付近くのボードを見ると、ライブラリがおすすめする本の紹介文が目に飛び込んできた。 最後の最後に伝えたいことー。 冒頭の一文は胸に迫るものがあった。実はこのライブラリは今月末で閉館するのだ。 この言葉が、高齢となった本の著者が若者に向けて最後に伝えたかったことなのか、ライブラリの人が最後に僕らに伝えたかったのかは分からないが、その両方の可能性を兼ねて届けたい気

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          文学フリマに行ってみた

          みなさんは文学フリマを知ってますか? 「文フリ」と略されることも多いようです。 友人が出展すると聞いて、その存在を知った文学フリマ。一言でいえば、プロアマ問わず、たくさんの人に門戸が開かれた文学作品の展示即売会。 公式サイトによれば、それは、出店者が「自分が〈文学〉と信じるもの」を自らの手で販売する場所。 作品の内容は、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など多岐にわたり、対象年齢やジャンルも実に幅広い。 驚いたのはその開催規模だ。

          文学フリマに行ってみた

          ラスベガスで映像の未来を考える

          映像の起源をご存知でしょうか。 エドワード・J・マイブリッジというイギリス出身の写真家が1878年、カメラを12台並べ、疾走する馬の連続撮影を成功させました。 多くの人はここで初めて「馬がどう走るか」を知ったといいます。マイブリッジは他にも様々な動物や人の動きを収めた連続写真集を刊行。それを見たトーマス・エジソンが「映画」を発明する契機となったといわれてます。 1891年に映画を見る装置キネトスコープが誕生し、1911年には農村だったハリウッドに最初の映画スタジオが誕生

          ラスベガスで映像の未来を考える

          ドジャースタジアムで大谷翔平の試合を観戦してみてわかったこと

          サンフランシスコからロサンゼルスへ飛行機で向かう。 およそ1時間30分ほどで着く。 向かったのはドジャースタジアム。 ドジャースvsパドレスの試合が行われる。 完全なる「にわか」ドジャースファンだが、せっかくなので大谷翔平の試合を観戦したいと思って予約していた。 だが写真のとおり雨天である。試合が行われるか不安だ。 たまたま屋根のおかげでギリギリ雨に濡れない席だったが、開始時間の延期を知り、しばしスタジアム内を散策。 あ、「ドジャー・ドッグ」だ!! にわかファン

          ドジャースタジアムで大谷翔平の試合を観戦してみてわかったこと

          スタンフォード大学で夢を見て、アップルパークで夢破れ、草間彌生と世界一高い木に癒される

          サザンオールスターズの好きな曲にこんな歌詞がある。 桑田さんの体験から生まれた歌詞かと思いきや、実際は「じゃらん」や「るるぶ」横浜版を見ながら観光スポットが記載されている記事にラインマーカーを引きながら歌詞を書いたらしい。 それゆえに桑田さん自身も「にわか」と自虐的に語っていた。「にわか」でも強烈なリアリティを感じさせるのだからすごい。 そんな横浜から遠く離れたサンフランシスコで朝を迎え、車でおよそ50分のところにあるスタンフォード大学へ向かった。 世界大学ランキング

          スタンフォード大学で夢を見て、アップルパークで夢破れ、草間彌生と世界一高い木に癒される

          カリフォルニア洗濯物語

          サンフランシスコに到着。 向かった先はゴールデンゲートブリッジ。 想像していたものより圧倒的に大きい。 そして徒歩で歩けることを現地で知る。 晴れ渡る空の下、ゴールデンゲートブリッジを歩く。 すぐ隣を車が猛スピードで走る。 まぁまぁ、うるさい。 その場所に行って初めてわかることはたくさんあるが、「ゴールデンゲートブリッジは歩けるけど、うるさい」 という誰もワクワクしない情報を収集することもある。 1937年に完成したとは思えないほど立派なつくり。ちなみに名前の由来は

          カリフォルニア洗濯物語

          アメリカ西海岸、寝台列車の旅

          ポートランドの早朝、フォレストパークを走りおえると、街の向こうにそびえ立マウントフッドに目を奪われた。 わずかばかりの滞在だったが、ポートランドへの名残惜しさより、今日、人生初めて寝台列車に乗る期待が上回る。 僕はユニオンステーションに向かった。 アムトラック。学生の頃からずっと「いつか乗ってみたい」と思ってきた鉄道だ。 手書きの乗車券が旅情を誘う。そして待合室でフリードリンクを飲みながら待つこと30分。 ついにアナウンスが流れてホームに降り立つと、巨大な鉄板を貼り

          アメリカ西海岸、寝台列車の旅

          ポートランドを散策してみた

          朝起きて近くの森林公園に向かう。 朝露の匂いが香る森。自然と呼吸が深くなる。 街と森との距離の近さに驚く。 まるで高尾山のふもとに渋谷があるようなイメージだ。 朝からトレイルランをしている人たちがいる。しかもペットと一緒に走る人も多い。みんな気さくに挨拶をかわす。 散策のつもりが思わず自分もつられてトレイルランを始めてしまう。山をくだってホテルまで走り終えると地元の人が通いそうなカフェに入った。 自然の中での運動を終えて、街の中で食べるモーニングは健康的だ。 そして

          ポートランドを散策してみた

          ポートランド旅行記

          ポートランド。 そこは僕がずっと行ってみたかった場所だ。 アメリカ西海岸、オレゴン州にある町。 人口わずか63万の小さな町だが、全米で「最も住みたい町ランキング1位」にも選ばれたりしている。 「ポートランドって何があるの?」と思うかもしれない。 実際、特筆すべき観光名所はない。ゴールデンゲートブリッジもなければ、ハリウッドサインも見えない。 一言で言えば「緑豊かでスローライフな町」と言えるかもしれない。 おしゃれで小さなお店がたくさんあり、 町のいたるところに緑

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          アメリカに行きそびれた僕は、韓国でそうめんを食べた

          アメリカへの出張旅行。 直前まで仕事に追われていたので、出発当日になって慌てて準備を始めた。 帝国ホテル発成田空港行きのバスを、壁面の綺麗なホテルのカフェで1杯のコーヒーを飲みながら待つ。 わずかばかりの優雅な一時を終え、会計を済ませようとしたら、まさかの2,000円を超える請求をされた。 思わず「欧米か?」とお笑い芸人のようにツッコミそうになった。もちろん欧米ではないし、円安の影響でもない。帝国ホテルにいたことを改めて実感し大人しく支払った。 リムジムバスに揺られ

          アメリカに行きそびれた僕は、韓国でそうめんを食べた

          はじめてのクラファンで目標未達のまま残り1日を迎えた男の話

          はじめてのクラファンを仲間とともに挑んで、 ついに残り1日を迎えた。目標は達成していない。 今日は、今の正直な心境を語りたいと思います。 クラファンに取り組んだこの3週間、なかなか思うように支援を集められず、自分の未熟さを痛感する日々でした。 それでも、みなさんの応援が本当に励みになりました。このnote(東京夜時)の読者の方も支援してくれたり、SNSでシェアしてくれてる姿を見て本当に泣きそうなくらい嬉しかったです。ありがとうございます!   もともと、このクラファンを

          はじめてのクラファンで目標未達のまま残り1日を迎えた男の話

          No スベり、No クラファン。

          みなさんはクラファンをやったことはありますか?「一度くらいなら支援したことはあるよ」という人も多いのではないでしょうか。 僕もその1人でした。クラファンに挑戦している人をみると「あぁ、頑張ってるなぁ、すごいなぁ」というくらいの印象でした。 よほど興味があるリターン品があれば支援するか、知り合いが頑張っているなら気持ちばかり応援したいな、というくらいの人間でした。 そんな僕も先日、ついに「クラファン挑戦中の人間」になってしまいました。 現在、クラファン終了まで残り6日間

          No スベり、No クラファン。