池谷正明
「住職の右腕になりたい」 2021年は当社のことを知ってくれたお寺が増えたと実感できる年になりました。当社は寺院経営に特化した広報の支援をしてますが、各寺院の檀家から聞いた声をまとめたレポートを寺院向けに配布していると、「資料をまとめてくれる人ね」と声をかけられるようになり、たとえば宗派本山から会報紙作成を依頼されたり、お寺の檀家総代会に出席して議事録まとめたりと、お寺の資料を作成する人のように覚えてもらっていると思います。 当社の特長はユーザー視点でお寺の広報を
「お寺のことはよくわからない」こんな声をよく耳にします。 しかし、日本国民のほとんどが仏教式のお葬式を選ぶのに、お寺のことを知らないのはなぜでしょうか? 私は現在、各地区の寺院様に広報の具体的な施策をご紹介しています。 「寺院広報はこうすべき!」「開かれたお寺になってほしい」というコンセプト(見せ方)ではなく、私が取材した寺院様の実例をベースに、各寺院で不足している施策紹介と制作支援を本業としています。 今回はなぜお寺のことを知らない人が増えたのかをお伝えします。
寺院の広報代行をする会社、株式会社唯の池谷です。 法務・壇務で忙しいお寺が広報活動をするのって、何をどうやればいいのかわかりにくいですよね? いま、ホームページを持つお寺が増えてきたので、ほかのお寺がどんな広報をやっているのか見えるようにはなってきました。 ただ、広報活動をしているお寺はすべて住職がやっていると思う方も多いと思いますが、すべてがそうではありません。 事実、お墓のチラシなどは石材店が制作し、配布しているケースが多いです。 私が執筆しているお墓のユーザー
「池谷さんは何をしたいんですか?」 取材したお寺のお坊さんからストレートに質問をいただきました。お寺の広報を手伝う仕事とはいえ、池谷は何者なのか、何がしたいのかがわからないとお寺さんも相談しにくいかと思い、今回は自分のことを話したいと思います 池谷がしたいこと 課題を解決したい、そのために広報のお手伝いをしています。 私の実家がお寺であり、自分も僧籍を持っていますが、大学卒業後はテレビ局に入社したマスコミ畑の人間です。 待遇の良いテレビ局を辞め、お寺の広報をすると決めた
お寺の広報代行をする会社、株式会社唯の池谷です。 先日、山梨県曹洞宗の研修会に参加してきました。その翌日が#言葉の企画最終講義だったので甲府でゆっくりすることなく帰ってきました(>_<) 研修会では曹洞禅の系譜や各時代の考え方と、曹洞宗でのSDGsの取り組みをお聞きましたが、今回は「なぜ寺院としてSDGsに取り組むのか」の講義について書きたいと思います。 ちなみに先ほど述べた「言葉の企画」最終講義では受講生がこれまで受けた講義について思ったこと、感じたことを発表してまし
お寺の広報代行をする会社、株式会社唯の池谷です。 マスコミ出身の僧侶(浄土真宗本願寺派)でいまのお寺に必要な広報のお手伝いをしています。 電通のコピーライター・阿部広太郎さんが主催する「言葉の企画」という自分が伝えたい言葉や考え方から企画を立案する講義を受講してます。 100人ほどいる受講生の方々の企画を見させてもらったとき、「自分はなぜそれを選んだか」をという視点は市民がお寺を見る視点と同じだと感じました。 矢印を示すことで相手に伝えたいことをイメージしてもらうと同
お寺の広報代行をする会社、株式会社唯の池谷です。 私はマスコミ出身の僧侶(浄土真宗本願寺派)、というより僧籍を持つ経営者です。毎月300時間ほどの勤務時間をすべてお寺の広報のお手伝いに奉仕させていただいています。 当社事業のひとつであるお墓のユーザレビュー記事「墓地ご契約者様の声」は、現在17ヶ寺・39名の施主(お墓の持ち主)記事を執筆し、納骨先に悩む人に寺院墓地の価値を理解してもらうお手伝いをしています。 当社所在地は横浜市ですが「墓地ご契約者様の声」記事は北海道や大阪
お寺の広報代行をする会社、株式会社唯の池谷です。 昨年からお墓のレビュー記事「墓地ご契約者様の声」を書き始め、17ヶ寺・39名の記事を執筆、故人を偲ぶ想いやお寺に何を求めてお墓を契約したのかを聞かせていただきました。 最初にレビュー記事を書かせていただいた瑞岩寺(群馬県太田市)は樹木葬やレンタル式永代墓などお墓のタイプが多いため、お墓の説明をユーザーからの使用感を通して紹介しました。 お寺の広報において、なぜお墓のレビュー記事が必要な理由をお伝えします。 「供養とは何
実は、私もテレビ屋でした。 新卒で福岡のテレビ局に入社し、福岡と東京で14年間営業マンをしていました。 テレビ局の営業マンはいま起きている報道や情報番組だけでなく、地元の人が地域で話題を作っていくアクションを察知し、「これが流行るぞ」というネタを番組化してスポンサーにセールスしています。トレンドの波が来る前の「うねり」を読むんですね。地域の方が「あの番組で取り上げるのって、流行るよね」と言ってくれる文化を作るんです。 ただ、次第にテレビが好きでなくなったので、テレビ局を
大学アメフトの悪質タックル問題で日大の監督やコーチ、選手に重い処分が下され,報道もこれまでよりかは取り上げられることも少なくなってきたかと思います。 しかし、日本でマイナースポーツのアメフトがここまで取り沙汰されることは過去にありませんでした。 高校、大学、社会人と地方チームでアメフトを愛してきた私にとって連日の報道は複雑な気持ちでした。 それは監督が選手に悪意ある反則行為を指示したかどうかより、 一流チームの指導はこんなにも曖昧で、愛のないものだったのかと落胆しまし
■気持ちいいことがしたいあなたにとって、こだわりの習慣って何でしょうか。 東京に引っ越してきたので、銭湯に通うようになった。 食事する前に、手を合わせてから頂くようにする。 これらは他人から見て「めんどくさい」ことかもしれません。 私も正直、めんどくさいと思うことはありますが これをやらないと気が済まない、気持ちが悪いんです。 私の行動は他人からすれば「めんどくさい」かもしれませんが 私にとって「気持ちいい」ので、習慣になっています。 だからあまり人に言わず、自分で
母の命日に、墓参りに行ってきました。 墓地は通ってた高校の隣にありますが 実家からも遠く、この日も暑い日でした。 ところで墓参り、行ってますか? 離れて暮らすと難しいですね。 ネットで済ませたら楽なのに。 では、なぜ墓参りに行くのですか? 親に言われたから? お盆に行くのが慣例だから? 情報のデジタル化が進み効率的な行動が求められ、 価値がわかりにくいと人は動かなくなりました。 「出来ればカネで済ませたい」 「面倒な事は業者に任せればいい」 墓参りも法事もネット