価格設定の難しさ
こんばんは!タケウチです。
価格設定って非常に難しいなと思った話をします。
僕は、先週のいつかの夜ごはん近くにあるとんかつ屋さんに行ってきました。
食べログで3.8と評価されるお店でした。
せっかくなので一番高い特上ヒレカツを注文しちゃいました。
お値段なんと2500円ととンかつ屋さんとしてはお値段高めでびっくりしましたが、一番ええやつを頼んでしまう癖が出ちゃいました。
食べてみた感想としては、普通というか美味しいですが、そこまで突出した美味しさは感じなかったです。
あくまでこれは個人的な感想なので、店のことを批判するようなニュアンスで捉えないでいただきたいです。
その時に感じたことが2点あります。
1,価格によって店への期待値は高くなる
2,他のお店に信頼できるお店があるからこそ比較
1についてとんかつやラーメン、中華、焼肉など様々な飲食店でこれまでの人生で訪れた経験によってある程度の価格が把握できるようになり、行く前に今日はこれくらいの値段で食事ができるだろうと皆さんもイメージできるのではないでしょうか?
とんかつ屋さんで僕がイメージする価格帯は1000円前後である。価格が1500円以上すると高く感じる。
価格が高くなればなるほど期待値が高くなるのは言うまでもない。そうすると、2500円特上ヒレカツ定食の期待値は僕自身とっては相当高い。
イメージする価格と実際の価格を比較して高いと期待値は上がり、低いと期待値が低い。
言い換えれば、期待値が高い=許容範囲が狭くなる
期待値が低い=許容範囲が広くなる
とすると、2500円特上ヒレカツ定食と僕がイメージする価格が高い=期待値が高い。許容範囲が狭くなり、結果あまり特別なとんかつとは思わなかった。
価格設定への満足度は美味しさだけでなく雰囲気(空間やサービス、客層)など食材だけの要素よりも大きく影響することは多々ある。
2500円特上ヒレカツにはその要素でも僕が好きなものではなかった。
結論、定食屋さんで美味しさだけで勝負するのは個人的にあまり好ましくないのかと思う。
高級お寿司屋さんでもカウンター(空間)で一つ一つ握ってもらい(サービス)、良い食材(美味しさ)であるが故にお客さんも満足する。
2について1の要素を含み述べていきたい
この記事でも紹介した僕の好きな「とんかつ屋さん」
1000円前後で食事ができるお店で僕のイメージする価格と同じ価格帯
そうすると、許容範囲が広く、この価格帯ならまずくてもしゃーないかと思ってしまう。先ほどの店は2500円も払ったから前提が自分が知っているとんかつ屋さんよりも美味しいのは当たり前。そして、それ以上の何か(先ほど述べた雰囲気)を求めてしまう。
僕の好きないもやは価格以上の美味しさのクオリティーと店主とお客さんの雰囲気が良い故にどうしても比較すると劣ってしまう。
そうすると、また行きたいと思わないし、友人におすすめもできないという悪循環が生まれてしまう。
と素直に訪れてみて思った。
美味しくて当たり前の世界で生き抜くためには雰囲気の要素は必要である改めて思った。
ヌスレット・ギョクチェ
で検索してみると面白いですよ
おわり
タケウチ
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