見出し画像

ソロ旅 @箱根本箱宿泊記

こんにちは、Runです!ご覧いただきありがとうございます。今回はコロナ禍に初めて一人で宿泊した箱根本箱をご紹介します。

箱根本箱の概要

箱根本箱は、神奈川県箱根町にあるユニークなブックホテルです。本に囲まれて「暮らす」ように滞在することをテーマにしています。
全室に温泉露天風呂があり、約1.2万冊の本が揃っています。本好きな方だけでなく、普段あまり本を読まない方にも楽しめるような工夫がされています。例えば、各界の著名人が選んだ本が並ぶ「本箱」や、ショートフィルムを楽しめる「本箱シアター」などがあります。


泊まりたいと思った理由

雑誌で見たのをキッカケに興味を持ちました。
もちろんたくさんの本を読めるというのも大きな理由ですが、シンプルな部屋のつくり、それ以外にも夕飯がイタリアンで美味しそうだったこと、全ての部屋に温泉露天風呂がついているところにも惹かれました。

宿泊記

登山を終えた後、宿のチェックインまではまだ数時間ある。

日帰り温泉に行きたかったが車でないと移動が厳しそうなので諦め、大涌谷へ行ってみた。が、歩き回る体力は残っていなくお腹が空いたため大涌谷駅食堂でカレーを食べてゆったりと過ごす。
そうして時間をつぶした後に、箱根登山鉄道で中強羅駅へ向かう。駅から徒歩5分くらいで宿に到着した。

おしゃれ看板

エントランスから入ってまず目に入るのはたくさんの本たち。本好きがこの景色を見たら心躍るに違いない。清潔だが華美とは対極のシンプル質素なつくり。
(ちなみにチェックイン時に登山ルックの客は私一人だったが特に気にならなかった)

ロビーから見える山々の景色も素敵


部屋もロビー同様シンプル。温泉の露天風呂がついていて最高!
登山疲れの体を癒すためにさっそくお風呂につかる。聞こえるのは虫の声だけ。夕暮れを見ながら入る温泉は最高に気持ち良かった。

シンプルで清潔な部屋
お風呂はひとりでゆったり入れるサイズ感
シャワーブースあり
おやつやお茶もありました
寝てしまいそうなので泣く泣くノンアルに

夕飯の時間までは部屋で本を読みながらゆったりと過ごす…が登山後の疲れか眠ってしまいそうになり大浴場へ向かう。
実を言うと大浴場にはあまり期待をしていなかったが、良い意味で裏切られる。露店風呂と外風呂で異なる泉質で、特に広々としたつくりの露天風呂の硫黄泉がとても気持ち良かった。

そんなこんなでお楽しみの夕飯の時間。旅館ご飯ではなく「箱根のローカルガストロノミー」という自然派イタリアン。もちろんお供はワイン。お料理に合わせたグラスワインをセレクトしてもらう。
イタリアンなのにパクチーが使われていたり、スパイスの香りがしたり、個性的で他では食べられないような味。もちろん素材そのものも美味しい。記憶に残る味が多く大満足だった。

食後は読書にふけるつもりがワインでほろ酔いのため、「サ道」(漫画)を部屋で楽しく読んだ。こんな自由さも一人旅の良いところだな、としみじみ感じながら夜は更けていった。

朝食も夕食時と同様、コの字カウンター席でいただく。
洋食メニューで朝から優雅な気分。フレンチトーストが美味しかったな。

その後は本を読んだり部屋のお風呂に入ったり気ままにのんびりと過ごし、あっという間にチェックアウトの時間。自分へのお土産として気になる本をいくつか購入して宿を後にする。


宿の感想

好みだと思ったところ
・シンプルで清潔なロビー、部屋
・お料理(特に夕飯)
・大浴場(2種類の温泉がたのしめるところ)
・客層(私が泊まった日はひとり客OR二人客のみで30~50代と思われる方が中心。静かに過ごせました)

気になったところは、接客に関して心に残るものがないというか親しみを感じられなかったことくらいでしょうか。コロナ禍だったこともあるかもしれませんが、放っておかれてる感がありました。
あと食事と部屋に関しては、金額に釣り合う豪華な食材や華美な設備があるわけではないので、好みが分かれるところかなと思います。
「ブックホテル」というコンセプトを理解して泊まるのが良いのかなと感じました。

かく言う私は、とても気に入ったのでその約1年後に再訪しました♪相変わらず素敵な宿でゆったりとした時間を過ごせました。またお邪魔したい宿の一つです。

初ソロ旅の感想

こうして初めてのソロ旅を終えました。
初めは不安もありましたが、終えてみると箱根本箱は普通の「温泉旅館」よりもソロのハードルが低いように感じたので、良いセレクトだったと思います。
また、温泉宿に泊まる時「他にも何か目的があったら素敵だな」と思っていたので、登山からの温泉宿宿泊はとても満足度が高かったです。

観光にあまり興味がない方、自然を感じたい方には登山からの温泉宿宿泊をぜひオススメします!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集