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超大作が日本上陸! 言語の力を巡る傑作歴史ファンタジー『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』上下巻、2月12日刊行! 刊行に先駆け翻訳者、編集者、校閲者ほか社内からの絶賛コメントをご紹介!

本国で刊行後、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー・リストのハードカバー・フィクション部門第一位に輝き、各種ベストセラー・リスト上位を席捲した本作『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史』(R・F・クァン/古沢嘉通訳、海外文学セレクション)。現在、世界20カ国以上で翻訳され、ついに日本でも2月12日に刊行が決定いたしました!

(上巻)装画:影山徹/装幀:岩郷重力+W.I
(下巻)装画:影山徹/装幀:岩郷重力+W.I

【内容紹介】
銀と、ふたつの言語における単語の意味のずれから生じる翻訳の魔法によって、大英帝国が世界の覇権を握る19世紀。英語とは大きく異なる言語を求めて広東から連れてこられた中国人少年ロビンは、オックスフォード大学の王立翻訳研究所、通称バベルの新入生となり、言語のエキスパートになるための厳しい訓練を受ける。だが一方で、学内には大英帝国に叛旗を翻す秘密結社があった。言語の力を巡る傑作歴史ファンタジー。

これまでに作品の世界観やメインキャラクターの紹介などを行ってきました。

今回は本作を翻訳された翻訳者の古沢ふるさわ嘉通よしみちさんをはじめ、本作に携わる編集者、校閲者、営業部など、東京創元社社内の各部署からの絶賛コメントをご紹介いたします!

噓偽りなく、掛け値無しに、本書は本好きであれば、だれもがみな読む価値がある作品です、と断言できます。
翻訳者 古沢嘉通さん

2020年代の英語圏SF/ファンタジーを代表するだろう作家の出世作。重厚な歴史ファンタジーにしてみずみずしい青春小説の趣きもある作品で、なかなか歯ごたえがありますが、読み終わったときの感動は保証します!
担当編集者I

校閲はとても手間がかかる仕事なので、どんなお話であろうと、いちいち浸っていては前に進みません。それなのに、この『バベル』では、引き合わせで泣き、初読で泣き、再読でまた泣き……何度も手が止まってしまいました。
校閲者K

親を失った少年がいきなり現われた異邦人によって魔法の世界に導き入れられる――おお、まさに『ハリー・ポッターと賢者の石』ではないか! 懐かしみ、わくわくしながら読み始めた。しかし世界設定のディテールの細密さとストーリーの躍動感は並大抵ではない。物語が進む毎に意外な展開が待ち受けるので(とくに上巻の四分の三を過ぎた辺りからはまさに驚きの連続)、ミステリ読者にも断然お勧めしたい。
編集部F

銀の棒に言葉を刻み、その言葉の意味を別の言語で訳す事で力が発動する――その仕組みや、言葉の成り立ちの面白さにとてもわくわくしました。主人公たちの友情に胸をうたれ、時に切なくなりながら、怒涛のラストまで一気読みでした!
営業部M

読み始めたらその世界にぐっと引き込まれること間違いなし!の大作。刊行を楽しみにお待ちください!



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