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真門浩平さん『ぼくらは回収しない』が、第7回「ほんタメ文学賞」たくみ部門大賞を受賞しました!

真門浩平さんの短編集『ぼくらは回収しない』(ミステリ・フロンティア)が、第7回「ほんタメ文学賞」たくみ部門大賞を受賞しました!

「ほんタメ文学賞」とは――
俳優の齋藤明里さんと教育系YouTuberのヨビノリたくみさんがMCをつとめるYouTubeチャンネル「ほんタメ」が主催する賞で、2021年に始まりました。「あかりん部門」「たくみ部門」の二部門があり、半年に一度、お二人が最も面白いと思った作品にそれぞれ贈られます。

👑あかりん部門大賞👑
池澤春菜さん『わたしは孤独な星のように』(早川書房)
👑たくみ部門大賞👑
真門浩平さん『ぼくらは回収しない』(東京創元社)

たくみさんは受賞作について、「いま一番自信を持ってお勧めしている本」とコメントしています。

『ぼくらは回収しない』(ミステリ・フロンティア)
数十年に一度の日食が起きた日、名門大学の学生寮で女子学生が亡くなった。密室状態の現場から自殺と考えられたが、小説家としても活躍し、才気溢れた彼女が死を選ぶだろうか?
三年間をともに過ごしながら、孤高の存在だった彼女と理解し合えないまま二度と会えなくなったことに思い至った寮生たちは、独自に事件を調べ始める――。第十九回ミステリーズ!新人賞受賞作「ルナティック・レトリーバー」を含む五編を収録。大胆なトリックと繊細な心理描写で注目を集め、新人賞二冠を達成した新鋭による、鮮烈な独立作品集。

巻頭の「街頭インタビュー」を全文公開しています。
ぜひこちらからお楽しみください!


著者紹介:真門浩平(まもん・こうへい)
1999年アメリカ生まれ。東京大学大学院修了。中学時代にミステリーズ!新人賞への応募を始め、2022年に投じた「ルナティック・レトリーバー」で、名称変更前の最後(第19回)の機会に同賞を受賞。23年には「麻坂家の双子喧嘩」が、新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」第三期に入選した(刊行に際し、『バイバイ、サンタクロース 麻坂家の双子探偵』と改題)、期待の俊英。

刊行にあたり出身大学である東京大学卒の先輩ミステリ作家からも、
応援コメントをいただきました。

W受賞で二つの個性を示す。
或いはダークな剛腕を、ここには多彩な色彩を。――阿津川辰海氏

回収されないものに核心が潜む。
《推理の先》を射抜く新たな才能。――市川憂人氏

謎解きと人間ドラマの刹那的かつ
必然的な融合に幾度となく魅せられた。――辻堂ゆめ氏

現在、八重洲ブックセンター全店舗、未来屋書店、コーチャンフォー全店舗、書泉グランデ、書泉ブックタワー、芳林堂書店高田馬場店はじめ多くの書店でほんタメ文学賞特設コーナーが展開されています。

ほんタメ公式Xより、画像をおかりしました。

この機会に『ぼくらは回収しない』をお楽しみいただけますように!


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