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刊行後たちまち重版! バディ・ミステリとしても絶賛! 第34回鮎川哲也賞受賞作・山口未桜『禁忌の子』(東京創元社)
刊行前より多くの作家や書店員から絶賛のコメントをいただいた山口未桜『禁忌の子』。おかげさまで刊行後、たちまち重版となりました!
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作品の魅力の一つとして、主役となる医師二人のキャラクター造形が素晴らしく、バディものとしても面白い!と反響をいただいています。
物語の発端となる自身に瓜二つの死体と邂逅し、その謎に迫る救急科医師、武田航。
彼に助力を求められ共に事件を追う事となった消化器内科医師、城崎響介。
二人は中学時代の同級生。交流が深かったというよりも、武田が城崎のある一面を知ったことから二人の関係は始まります。
感情に流される事がなく常に合理的な判断で物事を見る城崎は、武田にとって自分にはない視点で事件を冷静に判断できる人物として信頼しています。そして、二人が謎に迫ろうとした矢先、新たな死体が……。
刊行に合わせて二人のイラストカットを作成し、書店店頭などで展開中です。
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小林泰三『アリス殺し』(創元推理文庫)など数多くの装幀を手掛ける人気イラストレーターの丹地陽子さんによる描き下ろしイラストは、二人のイメージにぴったりです。ぜひ秋の夜長の一冊に、本作をお手に取ってみてください。
■山口未桜(やまぐち・みお)
1987年兵庫県生まれ。神戸大学卒業。現在は医師として働く傍ら、小説を執筆している。2024年『禁忌の子』で第三十四回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。