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【革命のはじめ方】世界を支配するシステムから脱出せよ。

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世界を支配するシステムがあなたには見えていますか。支配システムは我々を肉体的にも精神的にも縛り付けている。思考も操られ、行動も操られ、もはや我々に自由意志は存在するのだろうか。多…
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2021年4月の記事一覧

革命のはじめ方【レッスン21】勇について『武士道』新渡戸稲造著

新渡戸の生きていた1900年当時でさえ武士道はすでに日本から消え去っていた。その残り香が日本人の奥底に香っている程度だった。現代はさらに薄められ、本質を西洋の科学思想が覆ってしまっている。 日本人の頭の中を西洋思想が覆い、西洋式システムの西洋式歯車として個人は存在することになった。個人は西洋式の個人主義に染まっていた。 『義』は言葉の濫用によって堕落し、『義務』や『義理』として汚されていた。こういった新渡戸の洞察力に感服する。100年以上前から新渡戸はグローバリズムに対する警

革命のはじめ方【レッスン20】義について『武士道』新渡戸稲造著

武士道とは、封建とか主従とか身分とかそういったシステムの表面的形状・外観を見がちですが、この『武士道』という本に書かれていることはそうではない。システムの中にあって『人はどうあるべきか』を突き付けている。 義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義・克己という概念を独断と偏見で現代超解釈していきたいと思います。 では今日は『義』について。 『義』とは、世に立つ人の路。卑劣なる行動、曲がりたる振舞を忌む。 義がなければ、才能があっても、学があっても世に立つべきでない。しかし義があれば、才

革命のはじめ方【レッスン19】『武士道』は不死鳥の如く甦る

新渡戸稲造の書かれた『武士道』はひとつの思想的頂点に到達している。我々はこの拝金主義の世の中に嫌気がさしている。そんな空気が社会で充満しているにも関わらず、社会のこの負のシステムを変えることはできないでいる。システムは既に我々の損得に関わらず回り続けている。 新渡戸稲造著『武士道』は現代の拝金主義に風穴をあけるでしょう。『武士道』は不死鳥の如く甦る。これは新渡戸自身が本書で予言していることだ。我々はきっと考え直しをしなければならない。この名著『武士道』は新渡戸稲造が外国人向