革命のはじめ方【レッスン17】『声は届かない』
私たちは幼い時分から幻想を植え付けられている。
馬鹿とは自分を馬鹿だと信じ込まされた者である。こうなってしまってはどうしようもない。
「お前は賢い」と言っても信じようとしない。
それが馬鹿教育だ。不毛な挫折や作業の反復、時間の搾取によって考える能力を奪っていき、馬鹿が生産されていく。弱い者の話は無視して、声の大きい者のいう事をきく。
馬鹿は圧倒的に多くなり、選挙にも行かなくなるし、政治に無関心になる。お上のいう事に口出しする能力がないからだ。
そして、何でも分かりやすく、誰