【論】たとえ国民全員が反対しても戦争は行われる
世界中の誰もが戦争には反対なのに、戦争は起き続けている。戦争反対は戦争の抑止力になっていないように思える。
『火垂るの墓』は反戦映画だと思うのだが、緊迫した状況になったら、「日本人をあんな目に合わせないために戦争をしなければならない」と言って戦争を煽る輩も出てくるだろう。『火垂るの墓』でさえも戦争を助長することが出来るのだ。全ての反戦映画は戦争を助長させることに利用される可能性がある。そうなると戦争を止める術はないことになる。
全体を司るシステムの動きは、個の意志とは関係な