Antwerpen
2月下旬になるとヨーロッパ圏では「スキー休暇」「春休み」それぞれ表現は違いますが、１週間ほど学校がお休みになります。我が家の休暇の過ごし方は、週末を含めた2泊3日は小旅行へ、残りの日数は学童保育で過ごすことにしています。学校が休みの時に仕事を休む人の割合はわかりませんが、完全オフにする人は少なそうです。さて、今年はスノーボードやスキーの用意もないので、隣のベルギーへ電車で行くことにしました。
ブリュッセルに次ぐ第二の都市であるアントワープへ。オランダ語圏です。
アントワープはファッションの街としても名高く、アントワープ王立芸術学出身のデザイナーは、「アントワープの６人（Antwerp Six)」という言葉もあるほどでした。
・アン・ドゥムルメステール
・ウォルター・ヴァン・ベイレンドング
・ダーク・ヴァン・セーヌ
・ダーク・ビッケンバーグ
・ドリス・ヴァン・ノッテン
・マリナ・イー
マルタン・マルジェラも並び称されることが多い。（wikiより）
Momu（モードミュージアム）を中心に、ファッション、インテリアのショップも集まっています。しかし、到着してから、大失敗に気がついてしまいました。ヨーロッパの小都市は、日本の感覚で訪れては行けませんね。今回、日月火での滞在でしたが、日月は基本、ショップもレストランもお休み。インテリア関係のショップは、木曜日ー土曜日オープンです。オンラインショップでのビジネスが主流になっているので、お店をオープンする日程を限定して、他の日はアポイントメント制にしていました。良いお店にはお客さんは合わせてきてくれる。SNS時代で情報が得やすいなど、様々な要因で毎日オープンする必要がなくなってきたのかもしれません。自分や会社がお店を持つとしたらと考えると、前向きな捉え方ができました。持続可能な店舗運営ですね。今回は、店へのリスペクトが足りていませんでした。
事前にリサーチして辿り着けなかった、アントワープの必須3店です。
noteは、社内の交換日記的な要素もあるので、みんなとの共有用にお店紹介です。子連れで良い部分と、大人で訪れた方が良い場所の棲み分けが場所ごとにできたので、自分の時間を見つけて再度トライします。
1. Graanmarket 13
アントワープといえば、このショップです。
レストラン、ショップ、ギャラリーが一つの建物に統合されています。
今回は、Grannmarket 13がプロデュースした「Momu Cafe by Granmarket 13」へいくことができました。インテリアが色合い含めて、素敵でした。
次女が緑のクッションのマジックテープのカラクリに気付き、外した時には冷や汗を描きました。
2. ST. VINCENTS
前職は、経済学者と弁護士だったというHenriとGeraldineが始めたSt. Vincents内のカフェでは、Hasami Porcelainが使われているとのことで、是非行きたかったのですが、すみません。英文でお店のコンセプトなどをご紹介。
"Founders and creative duo Henri & Geraldine – an economist and a lawyer in a previous life – do not stop there: some pop-ups also get the unique opportunity to settle in St. Vincents.
In St. Vincents you will find clothing, vintage furniture, art, design and literature. Everything you see is for sale. But you've also come to the right place for just a (speciality) coffee or tea. Make yourself at home, because that's exactly the idea: seeing everything in the right perspective and discovering the design items in their domestic context in a pleasant way."
3. Wilder
昨年、ニットブランド「Babaa」がポップアップショップを開催していたことで知り、ぜひ訪れてみたかった場所です。新しいブランドやデザイナーとの関係性の築き方に店主の持つスタンスが感じられます。悲しくも、ここも木金土のオープン。
おまけ・・・
世界最古と言われるアントワープ動物園（中央駅のすぐ隣）、Andy Coffee（アントワープのロースター）、現代美術館前など。夫の写真です。
