神、史上最年少の通算100本塁打
ヤクルトの村上宗隆内野手が19日、神宮で行われた広島18回戦の1回に高橋昂也投手から右翼席に今季35号ソロを放ち、史上303人目の通算100本塁打を達成した。
高卒4年目での到達は、1955年の中西太(西鉄)、89年の清原和博(西武)に次いで史上3人目で、21歳7か月での到達は、清原の21歳9か月を上回るNPB最年少記録。
また、379試合目での到達は歴代23位、セ・リーグでは9位、ヤクルトではバレンティン、ペタジーニ、ロバーツに次いで4位のスピード記録。日本人に限ると、山川穂高(西武)、秋山幸二(西武)、別当薫(毎日)に次ぐ4位で、高卒では秋山に次いで2位。セ・リーグでは田淵幸一(阪神)の424試合を上回る最速で、左打者としても松井秀喜(巨人)と松中信彦(ダイエー)の468試合を上回る最速。
初本塁打はプロ1年目の2018年9月16日、初出場・初先発となった広島22回戦(神宮)の2回に岡田明丈投手から右越え2ランを放ち、初打席・初安打・初打点とともに記録。初打席本塁打は史上64人目、ヤクルトでは青島健太、デシンセイ、稲葉篤紀、小野公誠、野口祥順、西浦直亨、廣岡大志に次いで8人目だった。1球団で8人は中日、巨人と並ぶ最多。
【通算100本塁打の年少記録】
1位 村上宗隆(ヤクルト) 21歳7か月 2021/9/19
2位 清原和博(西武) 21歳9か月 1989/6/4
3位 中西太(西鉄) 22歳3か月 1955/8/4
4位 松井秀喜(巨人) 22歳10か月 1997/4/27
5位 張本勲(東映) 23歳0か月 1963/7/7
6位 王貞治(巨人) 23歳2か月 1963/7/28
7位 豊田泰光(西鉄) 23歳4か月 1958/6/28
8位 土井正博(近鉄) 23歳5か月 1967/5/28
9位 掛布雅之(阪神) 23歳11か月 1979/4/21
10位 山田哲人(ヤクルト) 23歳11か月 2016/7/10
【通算100本塁打のスピード記録】
1位 ブライアント(近鉄) 246試合
2位 カブレラ(西武) 247試合
3位 ソレイタ(日本ハム) 303試合
4位 バース(阪神) 304試合
5位 デストラーデ(西武) 308試合
6位タイ ウッズ(中日)、山川穂高(西武)、ソト(DeNA) 321試合
9位 バレンティン(ヤクルト) 326試合
10位 ペタジーニ(ヤクルト) 333試合
11位 マニエル(近鉄) 348試合
12位 秋山幸二(西武) 351試合
13位 ズレータ(ソフトバンク) 352試合
14位タイ ロバーツ(アトムズ)、セギノール(日本ハム) 355試合
16位 クロマティ(巨人) 357試合
17位 ウインタース(日本ハム) 368試合
18位 ウィルソン(日本ハム) 370試合
19位 ギャレット(広島) 373試合
20位 別当薫(毎日) 374試合
21位 ジョーンズ(南海) 375試合
22位 デービス(近鉄) 377試合
23位 村上宗隆(ヤクルト) 379試合
24位 レアード(日本ハム) 387試合
25位 マーチン(中日) 393試合