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カツオさん、歴代10位の473試合先発 20年連続安打も達成

ヤクルトの石川雅規投手が16日、甲子園で行われた阪神4回戦に先発登板し、歴代単独10位の通算473試合先発登板に到達。さらに、5回に藤浪晋太郎投手からセカンドへの内野安打を放ち、プロ1年目の2002年から20年連続安打も達成した。

初先発はプロ1年目の2002年4月4日の広島3回戦(神宮)で記録し、6回2/3を無失点に抑えて初登板初勝利。昨季まで19年間連続で15試合以上の先発を続け、今季はこの日が初先発。10位タイで並んでいた工藤公康の472試合を上回った。

初安打は、初登板から約1か月遅れの5月6日、阪神7回戦(甲子園)の3回に安藤優也投手から右前打。昨季まで19年間連続で安打を放っていた。

通算先発登板のNPB記録は米田哲也の626試合。大卒では石川が最多。左腕では鈴木啓示、金田正一、山本昌、梶本隆夫に次いで5位。同一球団では8位。

【通算先発登板10傑】
1位 米田哲也(阪急-阪神-近鉄) 626
2位 小山正明(阪神-東京/ロッテ-大洋) 583
3位 鈴木啓示(近鉄) 577
4位 金田正一(国鉄-巨人) 569
5位 東尾修(西鉄/太平洋/クラウン/西武) 537
6位 山本昌(中日) 514
7位 三浦大輔(大洋/横浜/DeNA) 488
8位 梶本隆夫(阪急) 487
9位 別所毅彦(南海-巨人) 483
10位 石川雅規(ヤクルト) 473

【同一球団での通算先発登板10傑】
1位 米田哲也(阪急) 600
2位 鈴木啓示(近鉄) 577
3位 東尾修(西鉄/太平洋/クラウン/西武) 537
4位 山本昌(中日) 514
5位タイ 金田正一(国鉄) 488
5位タイ 三浦大輔(大洋/横浜/DeNA) 488
7位 梶本隆夫(阪急) 487
8位 石川雅規(ヤクルト) 473
9位 北別府学(広島) 460
10位 山田久志(阪急) 447

また、投手の連続シーズン安打記録は、三浦大輔の24年がNPB最長。20年以上は5人目で、大卒では史上初の快挙。同一球団で20年以上は三浦に次いで2人目。

プロ1年目からに限ると、小山正明と米田哲也の21年が最長で、20年以上は46年ぶり4人目。同一球団では石川が初めて。

野手も含めた最長記録は谷繁元信の27年で、球団記録は杉浦享の22年。

【投手の連続シーズン安打記録】
1位 24年 ※三浦大輔(1993~2016、大洋/横浜/DeNA)
2位タイ 21年 小山正明(1953~73、阪神-東京/ロッテ-大洋)
2位タイ 21年 米田哲也(1956~76、阪急-阪神-近鉄)
4位タイ 20年 金田正一(1950~69、国鉄-巨人)
4位タイ 20年 石川雅規(2002~、ヤクルト)
※三浦の記録はプロ2年目から。


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