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MBAへ行くきっかけのきっかけ
パリ出張中に出会った取引先の30手前のフランス人が、MBAを持っていた。金融機関からMBAを経て事業会社へ転職。オープンマインドで作業も早くてでもそれを鼻にかけてなくて。それまでのどの取引先より凄い仕事やりやすかった。
その時、そっかMBAってこういう人が行くのか!(?)という等身大のイメージが初めて出来た。
大学の同級生にもMBA留学をする友達が出始めた時で、存在は知っていた程度だった。上司でMBA取ってた人も居たけど、年齢が相当上だったからか、MBAだから?って要素は正直わからなかった。MBAに行けばその人みたいに仕事できるようになるとは思えなかったというか。
あれは忘れもしない、最初で最後、まぼろしの出張。人気の無い案件で幸い私におこぼれが回ってきたら、まさかのパリで打ち合わせ。で、先の同僚との出会い。
打ち合わせの後、帰国便までちょっと時間があったから、マドレーヌ寺院のフォションに寄ってシャンパン空けて、ほろ酔いになって。(多分今はもう許されないだろう)
空港までのタクシーの中で、MBAに行きたいですー!wって上司に謎の宣言した記憶がある。あぁ超恥ずかしい。若気の至りすぎる。上司は笑って流してくれた、そして多分そんな会話覚えてない。
いや、でもその時は、MBAに行って彼みたいなリベラルな人ともっともっと仕事が出来るようになりたいと思ったのだ。
ただ、その後は日常に忙殺され、イージーモードにかまけて、その時抱いた憧れを思い出すのは、3年後とか。
MBAに来てみれば、彼みたいな人だけじゃなくて、バリバリの個人主義の地がスケスケですよみたいな生徒もいるし、あの時抱いた憧れは憧れだけに幻想だった部分もある。(行ったら誰でもそうなる訳でも無いしね)
でも、あの時、すぐ忘れちゃったけど、直感的にイイ!と思ったことは記録して、大事に大事に育てておけばよかったな。だって、MBA来て良かった、もっと早く来てれば良かったって思うから。