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「リモートワークでお仕事」って実際どうなの?
「リモートワーク」という言葉、最近よく耳にするようになりましたよね。
リモートワークとは、会社に出社せず自宅やカフェ・コワーキングスペースなどで仕事をする働き方のことを言います。
東京女子キャリアでも「自分らしく働く」ということを叶えるための一つの方法として、「リモートワーカーとしての働き方」についてお伝えしていきたいと思っています。
リモートワークについて
「会社に出社しないで働く」と言う意味では、昔から様々な言葉がありました。
サテライトオフィス、テレワーク、在宅勤務、ノマドワーカー、コワーキングスペース…その中で、最も新しいのがリモートワークです。
そうは言っても、日本でのこれらの普及率はたったの13.9%(総務省調べ)。
会社勤めをされている人の大半は、週5日出社しているというのが現実。
リモートワークと聞いても、「自分には関係のないこと」だと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
大きな違いは環境
そもそもこれまで何度も話題になってきた「出社しない働き方」を指す言葉たち。
働き方として、リモートワークも在宅勤務とほぼ同じであるとすると、なぜ今また大きく取り上げられているのでしょうか?
これまでとの一番大きな違いは、私たちの仕事を取り巻く環境にあります。
Chatwork、slack等のビジネス向きなチャットツール、Zoomなどのオンライン会議ツール、Google Cloud、OneDriveといったクラウドストレージを使ったファイル共有ツールの普及が進み、同じ社内に居なくてもリアルタイムで仕事を進めることが可能となってきました。
さらには、2020年からいよいよ日本でも5Gサービスが始まります。
徐々にリモートワークに必要なインフラが整ってきているわけです。
実は他人事ではないリモートワーク
今後、リモートワークを導入する企業は確実に増えていきます。
なぜならば、リモートワークの導入はオフィススペースの削減、交通費・光熱費負担の削減など、企業側にも多くのメリットがあるためです。
これまで日本企業がリモートワークの導入をためらってきた理由は大きく分けて2つあります。
1つ目はセキュリティー。
個人情報などを扱う仕事において社外のネットワークへ情報を流すことは、たとえファイルを暗号化していてもリスクが大きいと考えられてきたためです。
2つ目はコミュニケーション。
メールや電話だけでは充分な情報が伝えられない、すぐにレスポンスが欲しい時に捕まえられない、などの理由から生産性が落ちるといった懸念がありました。
セキュリティの問題でリモートワークが導入できない業務に関してはまだまだ解禁される見込みはありませんが、コミュニケーションがボトルネックになっていた業務に関しては様々なツールと5Gサービスの普及に従ってリモートワークの導入が進むことが期待されています。
プログラマー、デザイナー、コンサルタント、マーケター、ライターといった、これまでもリモート化が比較的進んでいた業種だけでなく、営業や事務職でも週1、2回はリモートで働けるようになる時代もそう遠くはないかもしれません。
リモートワークでこそ求められる、コミュニケーション力
かつての在宅プログラマーやデザイナーの中にはコミュニケーション力に苦手意識がある方も多くいらっしゃいました。
それでもやっていけたのは、プログラムやデザインの仕事が一人で黙々と作業する時間が長い傾向にあるためです。
ただし、これからのリモートワークは多業種に渡っていきますし、プログラムやデザインも大きなプロジェクトではチームで作業する必要があるため、コミュニケーション力が求めらることは間違いないでしょう。
チャットツール+α
これからのリモートワークでのお仕事にはリアルタイムでのレスポンスが重視されてくるため、チャットツールの使用は必須になるでしょう。
さらに、ファイル共有やオンラインミーティング用ツールも必要とされることが多くなってきます。
もちろん、各ツールを使いこなせるようになるのも大事ですが、一番大事なのはやはりコミュニケーション力、それも「文章によるコミュニケーション力」です。
直接会って話す場合なら、多少言葉が足りなかったり言い方がキツくても表情や声のトーンでカバー出来ている部分がかなりあります。
それがチャットなどの文章でのコミュニケーションに限られると、同じ言い回しでも与える印象が大きく変わってきてしまうのです。
ビジネスチャットのお作法
文章によるコミュニケーションにおいて、具体的にどのようなことに気をつければよいのでしょうか?
①リアクションの活用
たとえば勤怠連絡等では、リアクションで「お大事に」マークを使ったりすることで相手にもこちらが了解したことと同時に気遣う気持ちが伝えられます。
特に大勢が参加しているチャットグループではそれぞれが返信や発言で返すよりリアクションで対応した方がスマートですし、本来のチャットグループのトピックの邪魔にならずに済みます。
②代名詞を使わない
後々検索する必要が出てくることを考えて、「あれ」「それ」と言った代名詞はなるべく使わない方が良いでしょう。
また、レスポンスが欲しい相手には必ずメンションすることも大切です。
③タスク管理やスヌーズ機能の活用
チャットで依頼された仕事ですぐに着手できないものがあった場合、一旦了解した旨の返信をした上で、チャット上のタスク管理やスヌーズ機能を使ってそのメッセージが特定日時に再度アラートされるように設定しましょう。
例えば、金曜に翌月曜の朝客先に電話するよう依頼されたなら、月曜朝9時にそのメッセージがアラートされるように設定しておきます。
こうすることで、うっかりミスが減らせます。
④公私の使い分け
ビジネスチャットとプライベートチャットは誤送信のリスクを減らすためにツール自体を分けた方がベターです。
どうしても同じツール使わなければならない場合は、アカウントを分けておくと良いでしょう。
⑤常に相手への気遣いを忘れずに
メールと違って敬称やメールの常套句とも言える、「お疲れさまです」、「よろしくお願いします」等は省略されることが多いチャット。
だからと言って相手に対する気遣いを忘れて良いわけではありません。
特に複数名が参加するチャットグループではメッセージの直接の受け手だけでなく他の人にも見られていることを意識しておきましょう。
自分らしい働き方を見つけよう
導入時には苦労も多いであろうリモートワークですが、もちろん私たちにとってのメリットもたくさんあります。
育児や介護の期間中もリモートワークで週に1、2日時短勤務で続けられたら復帰時の負担が大幅に減るはずですし、通常勤務の間も週に数日リモートワークが出来れば、通勤の時間を習い事やジムなどの「自分磨きの時間」にも充てられるでしょう。
リモートワークという働き方は、あくまでも「自分らしく働く」ための一つの手段にすぎません。
もしリモートワークを活用したいと思われた方がいたとしたら、まずはスキルを磨いたり、「自分にできることは何か?」を書き出してみて、自分のスキルの棚卸しから始めるとイメージしやすくなるでしょう。
今後は、実際にリモートワーカーとして活躍されている女性にインタビューした内容などもアップ予定ですのでお楽しみに♪
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