【わたしの4年ハイライト②】住む場所・時間の使い方・付き合う人を変える<2021年>
前回公開した #わたしの4年ハイライト 第2弾です。
自分を変えるためにやった3つのこと
2020年の仕事納め日に起きたことを引きずり、実は全然気持ち良くないし、むしろ最悪な気分で迎えた2021年。
全てをバネにして、この年、私は大胆な行動に出ました。
自分でコントロールできないことは気にしない。
自分でコントロールできることだけに集中しよう。
コロナはまだ完全に終息する気配がありませんでした。
コロナが自分でコントロールできないことであれば、今の自分をこの環境と時代に合わせて変革していこう。
2021年は、大前研一さんがいう、「人が変わるための方法は3つしかない(住む場所を変える・時間の使い方を変える・付き合う人を変える)」の、その3つを全て実践した年です。
<住む場所を変える>多拠点生活で月の半分は旅先で過ごす暮らし
最も大胆にとった行動は、東京を離れたことです。
4月のゴールデンウィーク辺りから旅生活を初め、5月から多拠点居住サービスADDressの会員になりました。
東京とそれ以外の地域を行ったり来たりとする多拠点生活を実践したことで、日常的に旅をし続ける、旅人というライフスタイルを現実にしました。
当時、私は旅が仕事で毎日旅生活をしている人たちに密かに憧れを持っていました。
しかし、世界中を飛び回ったり、日本一周をしている人たちの多くは「会社を辞めて旅に出ます」とか「就職せず世界一周することにしました」といった感じで、定職についていない人がほとんどで、会社を辞める気がなかった私には現実離れした話でしかありませんでした。
日常的に旅をする生活は、きっと会社を辞めないと難しいんだろうなと漠然と考えていた。
しかし、コロナの影響で状況が変わったのです。
気づいたら2020年出社した日数は指で数えるほど。
夫婦共にフルリモートワークという働き方になっていた。
これなら、日本であれば他の地域に行っても仕事ができそう。
そのチャンスを逃さず行動し実現したのが、私の人生を大きく変えてくれた、多拠点生活です。
月に半分は東京で過ごし、月の半分は旅先で過ごす暮らしを1年続けました。
多拠点生活を通して、旅と暮らし、働き方に関する考え方が180度変わりました。
【夫婦で多拠点生活をして学び・感じたことに関するインタビュー記事↓】
コンテンツクリエイターとして本格的な活動を始める
2020年の夏、インスタグラムのフォロワーが1万人を超えました。
私自身、大学生時代から韓国でブロガー活動をしていたので、ソーシャルメディア歴はかなり長いです。
しかし、それまでは趣味の延長線であって、コンテンツクリエイターとしてしっかり仕事をいただくようになったのはこの年からです。
インスタグラム以外にも、YouTubeを初めて動画コンテンツの作り方を学んだり、noteを書いてみたりと、様々な形態でのコンテンツ作りに励みました。
2020年、ファンが一気に増えたのは、人と違う生き方に大胆にチャレンジしたからだと分析しています。
会社員二人が日本中を旅しながら暮らす多拠点生活。
日本全国を周りながら、毎月、長期のワーケーションをしてる私たちのライフスタイルに興味を持ってくださる方が予想以上に多かった。
結果、この年から、大手カメラメーカーや、ホテル、観光局、地方自治体から仕事の依頼を受け、自分の好きなことやスキルを社外でも活かせるようになりました。
日本全国を飛び回りながら働く夢のような機会を多くいただきました。
日本中に友達ができた
多拠点生活を始める前から、実は色んな人に会いまくっていました。
2020年の人間関係が、コロナ禍のど真ん中で会社の中の人に限定されてしまっていたので、その状況を変えたかった。
同じ事業部からスタートアップに転職した人、起業した人、フリーランスになった人など。
更に、多拠点生活を始めた5月以降からは、日本中に友達ができました。
多拠点生活サービスADDressのおかげで、地域のコミュニティマネージャー(家守)を中心に色んな人に繋げてもらい、本当にかけがえのない経験をしました。
全国で出会った友人の中には、その地域で起業されている方も多く、私が生きている東京のIT業界とは全く違う価値観、生き方、働き方に刺激を受けました。
ここ数年、ロールモデルとなる人が近くにいないとモヤモヤしたこともあったけど、ようやく気づきました。
私のロールモデルは、東京にはいなかったことを。
地方は本当に面白かった。
地方にはすごく魅力的な人たちがたくさんいて、地方でチャレンジしている若い起業家たちが、めちゃくちゃかっこよかった。
本当、東京では出会ったことのない人たちばかりでした。
自分の変化を受け入れる、そこから始まる
2020年、コロナを1年経験して一番戸惑ったのは、自分の価値観の変化でした。
本当に?
幼少期から両親や学校教育によって蓄積されてきた超資本主義的な自分の価値観が、揺れまくるほど、パンデミックという非常事態は、私にとっては大きな出来事でした。
今まで価値が高いと感じていたものが色褪せてしまい、あまり魅力的に見えなくなった。
例えば、東京のビル街や一等地にあるタワーマンション、大企業での出世、高級リゾートでの休暇など。
今、自分に嘘をつかず、素直に幸せを感じられる価値のあるものは何か。
その問いについて、答えを探し続けていた1年でした。
自分が既に持っているものの価値や、これから欲しいと思うもの。
そして、この1年間の日本放浪生活のおかげで、決心がつきました。
次の年の2022年は、新たに思い描く世界に向けて更に動き出します。
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【 #わたしの4年ハイライト を2020年から読む】
※多拠点生活サービスADDressについて