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イスラム教徒の女性がスカーフをつける気持ち1【イスラームの歴史】
こんにちは。とかげです。昨日は東京にいながらアラブ人の人達のパーティに参加してきました。なぜって?こんな招待状が届いたからですよ。
え、何これ・・・?神田で何かあるということしかわからない・・・
まぁでも友人のクルド人の招待だし、大丈夫だろうということで行ってみました。
Let's ゴー! Arabic Night
会場のレストランに到着すると、10人くらいのアラブ人のおじさんたちが待っていました。あれ、ここ本当に神田?カイロじゃないの・・・?
ギターのご先祖とも言われるウードを演奏してくれるおじさん。すっごいフレンドリーでした。
ということで、挨拶をして食事会開始。みなさん日本には何十年もいるのか本当に日本語が上手。英語を話す必要がないくらい。
さて、食事会自体はよくあるもので、日本と同じような雰囲気だなぁと思っていましたが、違和感が一つ。
女性がいないのです
ここで、ようやく思い出しました。一回ドバイに旅行に行ったことがあるのですが、その時もカフェには「ファミリー席」、「男性席」、「女性席」とあったんですね。さすがイスラム教。性別によってしっかり分けているんだなぁと思いました。
さて、近年欧州を中心としてイスラーム教徒の女性がスカーフをつけなければいけない慣習に対して「女性差別」だという指摘があります。
しかし実際に彼女達が強制されて嫌々つけているかというとそういうわけではありません。このイスラム教文化特有の女性観というものを今日は紹介したいと思います。
女性は神聖なんです
そもそも女性がものすごい虐げられているイメージがあるイスラム世界ですが、あれは一部の戦場とか過激派の支配する話であってイスラム全体がそういうわけではないんです。
逆に口々にイスラムの男性が言うのは「女性は神聖で、美しすぎる」ということ。だってそうでしょう?まず女性だけが新しい命を生み出すことができます。子育ては一緒にできるけど母乳は男性から出ない。イスラム教では男女の肉体の違いを認めて、お互い得意なことをやろうぜ。としているのです。
そして悲しいかな。男性はそんな尊すぎる女性の姿を見ると抑制が利かなくなってしまう生き物だとされています。
いますよね?こういう人
さて男が抑制のきかない狼だとすると、女性が性的な部分を露出していると大変危険です。それはまるで羊がとっとこ狼の巣を散歩しているようなもの。
そのため、スカーフをつけて、体のラインがわからないような服を着た方がいいよ。とコーラン教えは言っているわけなんですね。
ちょっと状況は違いますが、この感覚を日本人がわかるように言い換えてみましょう。ある女性が超セクシーな水着を着て深夜の歌舞伎町を歩いていたとします。周りには酔っ払いがたくさん。どう思いますか?
いや、めっちゃ危ないなあの人・・・?大丈夫?
と、思うでしょう?イスラム教の国で髪を出して女性が歩くのはそんなイメージになるのです。なんとなくスカーフを巻いた方が良さそうな気がしてきたでしょう?
ヒジャーブを着けている人(ムスリムの女性) =しっかりした女性だ
この感覚がわかってくると中東を日本人の女性が旅行した時に、日本にいるままの感覚で旅行すると、現地の子供にイタズラされたりする理由がわかってきます。
なぜなら、ヒジャーブもしていない=乱れた人にあなたが見えるからです。だから中東圏に行くと日本人の女性はやたらとモテたりするのですが、あくまでも「遊び相手としてのナンパ」であって、「真剣な恋愛」対象からは若干ずれるんですね。
友人のムスリムのトルコ人もよくこんなことを言っていました
やっぱり、人間として節度って必要じゃないかな?ヒジャーブ(スカーフ)をしているような女性は節度と礼節を重んじる女の人だと思うし、僕はそう言う人と結婚したいよね
じゃあ美容とかオシャレとかいつやればいいのよ。と思われる方もいるでしょう。
それは、女友達と旦那に見せてください。それがイスラムの考え方です。さて次の記事ではイスラム教徒の女性達がどんな風にオシャレを楽しんでいるのか紹介していきましょう。それでは