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【移民男性】海外移住したら男ってモテないんだが【無力】

アジア人だから〜とか、
レディファーストじゃないから〜

そんな従来から言われる理由以前に
根本的な理由があるんです。

確かに日本人男性はモテない

全ての国際恋愛系Note記事を読んでいる皆さんこんにちは。トカゲ大臣です。

みなさんは国際恋愛したいと思ったことはありますか?

いいじゃないですか、ここは匿名なんだし、当てはまる人は手を挙げてください。

はい、ありがとうございます。

ところで手を挙げてくれた人の中で男性諸君はこんな噂を聞いたことはないですか?

日本人女性はモテるけど、日本人男性はモテない

まぁ、これは半ば事実です。

特に海外在住のカップルにおいては

日本人女性と外国人男性のカップル
これは多いですが、逆に
日本人男性✖︎外国人女性のカップル
これに会ったことは少ないです。

これには理由があって、私が留学していた場所が欧州だったからというのもあるでしょう。東南アジアなどであれば日本人男性と現地人女性のカップルはもう少し増えると思います。

では欧州に限定した時、なぜこれほどまで日本人男性と現地人女性のカップルは少ないのでしょうか?

日本人男性の身長がヨーロッパ人よりも低いから?レディファーストじゃないから?

いいえ、社会的ステータスの問題です。
国際系のYouTuberとかも話題にしないこの残酷な現実について触れてみようと思います。

社会ステータス最下層に属する移民男性

今からひっどい話をしますよ?

海外移住をするとします。そうすると移住したあなたは現地人からすると、どう見えてると思いますか?

移民男性です。

そして、移民単身男性というのは社会的ステータスがおっそろしく低いんですね。これは私も体験しました。

そんな人が現地人のパートナーを見つけやすいですか?

答えはNOでしょう。

実際言葉が流暢に話せない間の留学生活は本当に現地人からの扱いが酷かったです。

私「虫ケラ扱いですか...?」

ソースは忘れたので与太話だと思って欲しいです。

昔、大学で「ジェンダーと人類学」に関しての授業を受けていた時こんな話がありました。

多くの人類集団において、文化を作ったり、重要な意思決定をしているのは男性である。

そのため他のグループからやってきた男性を自集団に受け入れる時は、自集団の文化に従うつもりがあるかどうかを人類は厳しく審査してきた。

そうでないと文化を乗っ取られるからだ。

故に異文化からやってきた男性のニューカマーは冷たく扱われる。

ところが、原始時代において女性というのは子供を増やせるというだけで貴重な存在だったため、言葉が話せなくても、文化に馴染みがなくても取り敢えず受け入れる。そして、あとから徐々に慣れさせればいいという考えが主流になった。

どちらも結局メリットがあるかどうか故の行動に過ぎない。

授業を受けた時は「ほぇ〜」くらいにしか思っていませんでしたが、欧州に留学したらまんまその通りで面食らいました。

男女で扱いが違うスペイン

例えば、レストランで挨拶するとする。
日本人の留学生の女の子が下手なスペイン語で

コニチワ!2人ご飯食ベタイ!

みたいに話すと店員は微笑んで、

どこから来たんだい?スペイン語が上手じゃないか(上手ではない)」

と接してくれるのだが、同じ要領で自分1人でレストランに行くと、もう扱いが虫ケラかなんかです。

あ?あーはい。メニューね。
あ?あぁ?はい。メ・ニュー!メニューね?
わかる?スペイン語??

自分尋問されてます?

この瞬間、自分はこのスペイン文化圏で「価値のある人間」だと思われないと、ずっとこの調子だぞと察しました。

価値のある人間というのは即ち

  • 現地語が話せる

  • 現地の文化を理解した振る舞いをしており、尚且つそれは社会の上流階級に求められる所作である

  • 金か権力、または能力を人並み以上に持っている

こんなん移民男性は最初全部持ってません。

「俺だけ人生マイナス1週目」かなんかですか?ってわけです。

こんなものだから、移民男性というのは本当に社会に相手されていない感が半端ないのです。そして社会に相手にされないのに、女性に相手にされますか?いや難しい(反語)

結婚の鍵は年収

ちょっと話を変えてみましょう。
結婚できるかどうかに関わる非常に重要な要素ってなんでしょう?

大人になったら大抵の人は知ってます。

それは年収です。

こちらの荒川和久さんの記事でも明確に指摘されていますが、年収と生涯未婚率には明確な相関関係があります。

つまり、稼げない奴はモテない、モテないやつは結婚できないの法則です。

間違えないでください、稼げない奴は絶対に結婚できないってわけじゃありません。実際に年収が250万円以下の人も50%くらいは結婚できているわけです。

しかし、稼げれば稼げるほど結婚しているのはグラフ上では事実のようです。

実際私も安月給ベンチャーから大手に転職してびっくりしました。既婚者が多いんです。
男は金じゃない、心だとか言いつつ結果だけ見てるとやっぱり稼ぎがなきゃダメなのかぁと思い知らされました。

移民の年収は...?

さて、ここからも辛いファクトの話を続けます。

統計上移民が現地人よりも稼げるということは非常に稀有です。

ソースの記事によるとスペインにおける現地人の平均年収は概ね2万ユーロですが、移民の平均はその60%の1.2万ユーロです。

この割合をそのまま当てはめれば、日本なら男性平均年収は563万円ですから、移民の平均年収は337万円になります。

上の生涯未婚率の記事に照らし合わせて337万円の未婚率を見てみると...

30%超位という結果に。
これが日本人男性平均563万円だと15%台にまで減ります。

普通に2倍結婚できないことになりますね...

金もない、言葉も話せない、所作も違う外国人...そりゃ男性としてモテる方が難しいですわ...

結論:海外移住で結婚ができなくなる!?

結論そうなっちゃいますよね...

とはいえ、割と私の論理も暴論です。

各国ごとに男性の年収を気にしない国もあると思うので、それを考慮すれば年収問題は海外のそう言った国では起きえないかもしれません。

しかし、私は南欧に住んだ経験から、アメリカに住んでる友人や北ヨーロッパに住んでいる友人がいるのですが、

5-10人くらい皆、夫の方が稼いでるんですよ。

もちろん、直接彼氏の年収は重要か?みたいな質問をすれば皆、そんなことはない。愛が大事だ。

っていうんですが、実態は男性の方が稼いでるんですよ...

あれ?これって建前じゃね?って思うんですよね。欧州では「そうですね!稼ぎ大事ですよね!」は禁句なんじゃないかと。

案の定、実際Youtuber界隈では「金なし男or 愛なし男!?」みたいな動画は定期的のスペイン語でもプチバズりしてるわけでして...(まぁこれは南米の人だけど)

なぜ男性の筋肉やレディファーストの話ばかりなのか

今日はいつもの「何故日本人男性は海外でモテないか論」に関して普段は語られない要素について考えました。

結局は人種の違いや、筋肉、レディファーストかどうかも重要ですが、

そもそも社会的弱者になる移民という存在は、自分よりも社会的上位の存在と付き合いたい現地人女性にとってアンマッチになるやすいということなのだと思います。

なのに、このポイントについては語られずあくまで人種的にアジア人は人気がないから、みたいな議論だけされるのはすごい表面的な話だなと思うんですよね。

とはいえ、努力に努力を重ねて
ムキムキになって、武道を学び、巻き寿司を家で作って、言語も堪能な医学部生の日本人留学生とかはモテてましたね。現地でも。

だからハードルは日本と比べて限りなく高くなるけど、不可能ではないぜ!っていうのが結論になります。

まぁそれを世の中一般的には不可能って言うんですが...

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