と、私の妹は顔にクマを浮かべて不健康そうな笑みを浮かべた。
人材紹介という激務の仕事に飛び込んだ彼女はここ最近悪態をつくことが増えた。
というのも顧客が求めているレベルの転職先と、プロから見た妥当なラインのレベルが全く噛み合わないからだと言う。
おまけに本人が高い目標に合わせて、努力もしないので転職を手伝ってもレベルが上がらない。
それで結局、転職に成功できないままどこかに消えるので苦労しているのだとか。
今日は転職のプロとして活動している妹の経験談による、
ワーホリ経験者の帰国後転職実績について話してみたいと思う。
原則:ワーホリ人材は地雷
これから話す内容は基本的に酷い話だ、だが同時に本音の話である。
まず、転職エージェントという仕事は本質的にローマ時代の奴隷商人みたいなものだ。
人を右から左に流すことでお金を受け取るビジネスをしている。
その仕事をする上で重要なのは、企業にいかに優秀な人材を定期的に送れるかだ。
「がっかり人材」を紹介してしまったら最後、企業からは「あ~このエージェント無能やわぁ」と思われる事間違いなし。よって、エージェントの段階で秘蔵っ子の企業に見込みの低い求職者を紹介するということはない。
で、その際「能力が低いので紹介し辛い」ではなく「関わったらヤバい。地雷」と言われるのがワーホリ経験者なのだという。
帰国後の転職での要求が高すぎる
ゥグッ
確かに留学中にスペイン語も英語もB1しか話せないのに将来は国際貿易業をしたいと夢を語り続ける人がいた。その割には大して勉強もしないので1年後には何も変わらずに帰国し、その後音信不通になってしまったが、彼の行く末がココだったのか。
業務理解の解像度が低すぎる
まぁ、こんな事言ってしまったら刺殺されるかもしれないので確かに大っぴらには言えない話だ。
結局、口で言ってる理想が高すぎて自分の現実に気がついてないって話らしい。
なんか、どっかの結婚相談所の話を聞いている気分になってきたぞ…?
でも就職できる人もいるはずだが?
うん、はい。
つまり、「就職できる」は事実だけど新卒の時に頑張ったら入れるような会社には入れない可能性が高いよってことですね。わかりました。
結論:どんな人材ならワーホリしてもノーダメなの?
そんな人いないがな。
奥さん、そんな人おりまへんで。そんなキャリアでワーホリしてる人おりまへんのや。
いや、だからワーホリは地雷言われるんは分かるんですが、清々しいほど地獄で苦しいです。
それでもキャリアをやり直したかったらどうすればいいですか?
はい、本日の結論です。
ワーホリに言ったうえでいい仕事にも就きたい皆さん。
まずは、上位国立大学か早慶以上の大学を卒業し、
就活を頑張って日系225に入るような企業に就職し、
3年くらい頑張ったあとにワーホリに行きましょう。
そしてこの要素は満たせていない方!血反吐を吐きましょう!一旦光通信です!ゾスっ!
解散!南無三!