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イスラム教徒の女性がスカーフをつける気持ち2【私の美貌は旦那だけに】
なんだか禁欲的なイメージのあるイスラム世界。女性は布を被っているし、レストランや映画館も男女別。キスも結婚するまでできないなんてすごい厳しいのね。なんてイメージがあるはずです。ある意味、それは正解。しかし、反面結婚すると日本人もびっくりな世界が待っています。今日はそんなお話をしましょう。
結婚したら派手に決めるぜ!下着事情
イスラム教の世界で結婚すると基本的に家は男性が、家具は女性が揃えます。そして基本引き出物の家財は永遠に女性の所有物です。実はその引き出物の中に7日分のセクシーな下着が含まれるのが慣例です。例えばこれはムスリム女性用のランジェリーサイト
なんじゃこれ!!
普通に日本人女性の平均よりセクシーな下着です。しかも50代くらいの夫婦になっても一緒に見に行ったりするとか。。。この辺の感覚が私にとってはまさに異文化です。しかし、これは日本とイスラム教世界の性の概念が違うからなんですね。
日本の男女関係の感覚
日本文化において男女関係はなんとなく気恥ずかしいものです。やはりどこかに「性的なこと」=いけないこと、のような感覚が存在しています。だから男性が彼女とランジェリーショップなど行くと気恥ずかしくなるんですね。私も恥ずかしい・・・
イスラム世界での男女関係の感覚
イスラム世界では男女関係は結婚した立派な成人の行いです。アッラーも認めてます。「人生の喜びをしっかり楽しみなさい」的なことを言っています。つまり「性的なこと」=結婚した関係ならとっても健全なこと、なのです。
だから50代の男女がランジェリーショップに行って、二人で下着を選んでいても「あぁ素晴らしいね。50代になっても愛し合っている立派なカップルだね」となるわけです。
この文化の差を端的に言うと、まさに女性の美とは誰対象かと言うことです
不特定多数へ美を見せる→日本
特定の人(夫にだけ)美を見せる→イスラム世界
これをおさえておくとなんとなくあちらの人たちの考え方が見えてくるはず・・・
しかし、イスラム世界でも女性は女性。素敵な洋服を着てカフェとかで女子会したいものです。やっぱりできないんでしょうか?いいえできます。女性専用スペースでできます。
ドバイはブリュジュハリファの下にある巨大ショッピングモールには女性専用階というのが上層にあるんです。そして女性達はそこに集まると颯爽とベールを脱いでお茶会を楽しんでいるんだとか。
私は男性なので見たことはないですが、そこらの平均的日本人女性よりも露出度が高くめっちゃ決まっているのだとか。
ちなみに女性フロアは共用フロア・男性フロアよりも基本的には上にあります。これは
男は見ることができないが、女は見ることができるようにするためです。
実はモスクも構造上二階は女性専用階だったりする。気になる方は代々木にある東京ジャーミィに行くと同じような構造のモスクを見れます。
なんだかこうやっていろんな側面を見てくると、案外イスラムも自分達日本人と変わらないんじゃない?なんて思ってきますね。さて次回はイスラム世界でのやんちゃな女子達のファッションについてみていきましょう。
それではまた!