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大根チキンカレー

2017.02.23 「at Home VOX」のサイトで紹介したレシピ。

「春夏秋冬カレー」というタイトルで、シャンカール、シンゴ、ともい君の4人で連載してたやつ。

大根をカレーに使うのは今や常識だ、と大根とトマトのカレーでも書いた。その「大根とトマトのカレー」は2017年11月に紹介していて、この「大根チキンカレー」はその9か月前2017年2月に紹介している。

今、「大根チキン~」の作り方の解説を読み返してみて、ある工程のちょっとしたコツ、というか手法の解説省略しているのに気付いた。

「玉ねぎ炒め」のコツだ。

本文中にあるレシピの解説、玉ねぎ炒めについて書いてある部分を抜き出して比べてみよう。

大根チキンカレー(2017年2月)                   ③タマネギ、ニンニク、ショウガを炒める
フライパンに調理油を入れて強火で熱し、タマネギを塩少々(分量外)ふって炒めます。
大根とトマトのカレー(2017年11月)                ここで、玉ねぎ炒めのポイントをおさらいしておきましょう。      強火で炒める!
放置して動かすを繰り返す!
ちょっとくらいのコゲは気にしない!
それと、途中差し水をする
です。

「大根チキンカレー」の玉ねぎ炒めのコツ、ポイントで、なにが省略されているか、わかるだろうか? よくわからん!…とイラつかれても困るので、サッサと言うが、「大根チキン~」では「途中差し水をする」とは書いてないのだ。

つまり、玉ねぎ炒めのコツ、ポイントとして、2017年11月のレシピ(大根とトマト~)には「途中差し水をする」と書いてあるのに、その9か月前、2017年2月のレシピ(大根チキン~)では「途中差し水をする」とは書いていないのだ。

こう書くと、まるで2017年2月と11月の間に「途中差し水をする」という手法が生まれたみたいに見えるが、そーではない。その手法は、もうとっくの昔に紹介している。 この大根チキンカレーを紹介したのと同じ連載「春夏秋冬カレー」で、さらに遡ること1年2か月前、2015年12月3日に公開したレシピでこう解説している。

〈玉ねぎを炒める手順〉
1.玉ねぎ全体に油がまわるように炒める。
2.塩(分量外)をひとつまみ入れる。玉ねぎの水分をとうまみを引き出すため。
3.鍋中の玉ねぎをしばらく放置してから、かき混ぜる。それを繰り返すことで、玉ねぎの色はどんどん飴色に近づいていく。
4.何度かに分けて差し水をする。飴色の焦げ付き(のように見える、うまみの元)を、混ぜて全体に行き渡らせる。

4.「何度かに分けて差し水をする」と、きっちり書いてある。

どういう理由で、この約1年後の大根チキンカレーで差し水の手法を省略したのか(説明しなかったのか)は全く覚えてないが、いくつか理由は考えられる。

● この時の玉ねぎ炒めマイブームwに差し水がなかったのでしなかった。

●差し水をしたのに、編集者が書き忘れ、僕もそれに気づかなかった。

● この時のポイントが「パウダースパイスにもしっかり火を入れる」だったので、差し水には敢えて触れないよう省略した。

まー、別にどの理由でもいいのだがw、レシピおよびその説明・解説というのは、さまざまな理由や制約から、書きたいことを書かない(書けない)ことはよくあるし、自分自身の中でも手順や手法はちょいちょい変わる。

玉ねぎ炒めの方法、ましてや、スパイスカレーの作り方において、その手順や手法はたった一つしかない、ということはないのだ。

ゴールに向かう道筋は、いくつもあるのだ。

人生と一緒だw。

カレーは人生だ!

カレーはライブだ!

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本文のレシピを読んで、よくわからない点とか、作ってみたけどうまく行かなかった、「これ、分量間違ってませんか?」 等々…。ご質問、ご指摘などあればお気軽にコメントください。

時間のある時、回答します。(時間のある時ねw)

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