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anela製作こばなし_BUDDY BOWL

再生コルク × リサイクル珪土の陶器 or 蛍光管再生ガラス

Outline
ペット用のごはんボウル。器の角度を調節することで小型~中型BUDDYが使いやすいボウルは、首を傾けなくても食べられるよう台座を少し高めに設計しました。コルクの台座が滑り止めの役割を果たし、食事中にひっくり返すこともありません。コルクにつけたチャームには、BUDDYの名前を打刻できます。器は艶やかで上品な白さの再生陶器と、繊細な気泡が入った素朴な風合いの再生ガラスの2種類をラインナップ。職人が大切な家族のことを想いながら手づくりしています。どこか懐かしさを感じさせる素朴な佇まいが、お家のインテリアにマッチします。

Collaboration
畑萬陶苑」が作る陶器はリサイクル珪土を使用しています。もともと陶土には珪(けい)が含まれますが、熊本天草の原土に含まれるの割合が多いため、水簸(すいひ)という工程で余分な珪を取り除きます。このは産業廃棄物として捨てられてしまいますが、そのを40%以上使用しています。

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左)陶土屋さんが陶土を製造されている場面 / 右)天草陶石の素材

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左)珪砂の山。こちらの陶土屋さんは廃棄対象だったものを再利用されています。 / 右)畑萬陶苑さんの工房。伊万里市の大川内山という陶磁器のメーカーが数多く生まれた秘境の地にあります。

そしてもう一つは「スタジオリライト」による、蛍光灯をリサイクルして作られる蛍光管ガラスを使用した器です。様々な形状のある蛍光管は機械で分解することが難しく、全て手作業によって行われます。LEDへの移行が進んだため多くの蛍光管が廃棄されています。蛍光管ガラス100%使用しています。

ひとつひとつの手作業が、素材として生まれ変わる一歩に

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石川県金沢市に拠点を構えるスタジオリライトは、廃棄される蛍光灯をリサイクルして、新しい製品づくりに取り組むガラス工房。省エネで維持費のかからないLEDへの移行が進む一方、不要になった多くの蛍光管が廃棄されています。

スタジオリライトでは、そうした廃棄蛍光管を回収し、リサイクルガラスカレットと呼ばれる原料にしています。

蛍光管にはさまざまな形状があり、機械で分解することが難しく、すべて手作業でひとつひとつ端子を取り外し、充填されているガスや水銀を取り除きます。それらを粉砕してできるのがリサイクルガラスカレットです。

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BUDDY BOWLの器に使われている再生ガラスは、リサイクルガラスカレットを溶かして吹き竿に巻き取り成形するブローワークで作っています。

繊細な気泡が入り、うっすら黄緑色がかった素朴な風合いが再生ガラスの特徴。再生コルクの温かみのある素材感と、無機質なガラスのコントラストをお楽しみいただけます。

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