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写真展「ここで眺める、水俣 そして能登」を開催します(「Artpoint Letter」2025年1月号より)

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朝、歩いていると霜柱をよく見かけるようになり、冬の寒さを一層感じる季節となりました。今月のArtpoint Letterは、これから開催する展覧会やイベントの情報、レポート記事などをお届けします。

写真展「ここで眺める、水俣 そして能登」

1月31日(金)から「カロクリサイクル」の拠点であるStudio 04にて、写真家の森田具海(もりた ともみ)さんによる写真展を開催します。

2016年より水俣に通い、写真で記録を続けていた森田さん。現在は水俣のまちに暮らしながら、生活者としてその風景を記録しつづけています。
本展では、森田さんがこれまで撮影した水俣湾の埋立地や浜、岬の風景とともに、そこに暮らす人々の生活を収めた写真を展示します。
また、水俣の写真のほか、能登半島地震の被災状況を写した記録写真をあわせて展示します。

水俣と能登。それぞれがもつ時間や写された風景が、現在や未来にどのように息づいていくのか。みなさんとともに考え、想像する展覧会です。ぜひご来場ください。

2月2日(日)には、本展の作家が参加者とともに展示会場をめぐりながら、作品について解説する「ギャラリーツアー」を実施予定です。

【News & Topics】

[1/25オンライン開催]Artpoint Meeting #16 オンラインをつかう、“伝えかた”と“残しかた”

オンラインならではの「伝えかた」と「残しかた」をテーマに、萩原俊矢さんと莇貴彦さん、明貫紘子さんをお迎えし、ことばを紡ぎます。イベントページでは、オンラインでのコミュニケーションや企画に関する質問を募集していますので、お気軽にご投稿ください。

[イベント情報]ただの店|出店メンバー紹介|ACKT(アクト/アートセンタークニタチ)

国立市の谷保駅からすぐ、ACKTの拠点「さえき洋品⚫︎(てん)」を、公募で集まった方々とさまざまな方法で活用するプログラム「ただの店」。ウェブサイトでは出店メンバーと出店予定日を紹介しています。

【Report】

[note公開]てつがくカフェ04「もったいないってなんだろう?」|カロクリサイクル

展覧会「現代・江東ごみ百鬼夜行」の関連イベントとして、妖怪伝承などを研究されている飯倉義之さんをゲストに迎え、てつがくカフェ04を開催しました。日本古来からある「もったいない」という感覚にまつわる伝承についてお話を伺い、参加者同士で対話をした様子を紹介します。

【Contents】

Artpoint Radio 東京を歩く

わたしたちの暮らすまちには、数多くの「拠点」があります。そこは日常的に人々が集う場になっていたり、展覧会を企画していたり、アトリエや倉庫として活用したりと、さまざまな姿を見せています。そして、そうした数多くの拠点には、その運営者たちの社会への眼差しが映し出されているのではないでしょうか。

本企画では、都内に設立された拠点をめぐりながら、その運営メンバーにインタビューを実施し、その様子をラジオとレポート記事の2つの形式で公開します。拠点の運営に関わるひとびとの言葉から、東京の現在の姿をともに考えます。

現在、荒川区東尾久にある「OGU MAG+」と江東区亀戸にある「亀戸アートセンター」についてのラジオとレポート記事を、Tokyo Art Research Lab ウェブサイト及びYouTubeチャンネルにて公開しています。

ぜひご覧ください。


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