Artpoint Meeting#15「プロジェクトを広げる、“かかわりしろ”のつくりかた」参加申し込み受付中!(「Artpoint Letter」2024年11月号より)
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12月に近づき、冷たい風が肌に沁みる季節となりました。いよいよ冬本番ですね。今月のArtpoint Letterは、12月に開催するさまざまなイベントや関連情報をお届けします。
プロジェクトを広げる、“かかわりしろ”のつくりかた
12/14(土)に「Artpoint Meeting #15」を開催します。
今回のテーマは「プロジェクトを広げる、“かかわりしろ”のつくりかた」です。
さまざまな人たちが集まり、地域の日常のなかで文化活動を育んでいくアートプロジェクト。それはアートを通じて地域に暮らす人々の関係を編み直し、生活の多様な分野をつなげていくものとなります。その特性を活かすためには「かかわりしろ」づくりが欠かせません。
かかわりしろとは、活動や場にかかわるための「のりしろ」のこと。活動に関心をもつ人たちが、自分なりのやりかたでかかわるための余白をもつことです。多様なかかわりしろがあることで、世代や背景の異なる人たちが混じり合った場が生まれ、その場にかかわったひとたちにとっての居場所になっていくことでしょう。
プロジェクトに自分事(じぶんごと)としてかかわり、活動を続けていくために必要なかかわりしろを、どうつくっていくのか? 今回は水戸と京都からゲストを招き、ふたつの場づくりの事例をもとに、ことばを紡ぎます。
みなさまのご来場をお待ちしています。
【News & Topics】
[12/1開催]都営交通 × 大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」コラボキャンペーン実施|アートアクセスあだち 音まち千住の縁
いよいよ12月1日(日)開催の「Memorial Rebirth 千住 2024 舎人公園」では「都営交通」とのコラボを実施。1日乗車券や、公式アプリで取得した当日限定スタンプを見せて、記念品(数量限定)の抽選にぜひご参加ください。
[ラジオ出演]J-WAVE「ARTS COUNCIL TOKYO CULTURE COLLAGE」
J-WAVEのラジオ番組「ACROSS THE SKY」に現代美術作家の大巻伸嗣さんが出演。「Memorial Rebirth 千住 2024 舎人公園」の見どころについてお話しました。アーカイブをPodcastで配信しています。ぜひご視聴ください。
[12/26開催]めとてスタディシリーズ第2弾:こどものアソビの世界を探ってみよう!|めとてラボ
ろう教育の研究者の松﨑丈さんをお招きし、「こどものアソビの世界」をテーマに開催します。レクチャーとミニトークを通じて、ろう児・難聴児が創り出すアソビの背景や、こどもの行動の捉え方を知り、こどもたちのアソビの世界を探ります。
【Report】
[note公開]デフスペースデザインリサーチ:目で聴く家|めとてラボ
ろう者の感覚や独自の行動様式、ろう文化などを生かすデザインである「デフスペースデザイン」についてリサーチを進める、めとてラボによるレポートです。「目で聴く家」がどのようにつくられたのか、その魅力についてご紹介します。
【Contents】
事業のいまを英語で伝える
実践のなかから生まれる現場の声をもとに、プロジェクトが地域に根付くためのさまざまな支援・取り組みを行い、プロセスを重視しながら時間をかけて事業と組織を育む「東京アートポイント計画」。その仕組みや手法、そこから生まれた活動の現在を国内外へ広く伝えるために、英語でのツール作成などを2022年から進めています。
今年度から東京アートポイント計画ウェブサイト英語ページに、記事リンク機能「READ」を追加しました。
今後、事業インタビューなど、プロジェクトのいまを伝える記事を翻訳し、公開予定です。