ポジション紹介②QB
Mar 15, 2020-by東京大学運動会アメリカンフットボール部
ポジション紹介第2回目は、QB(クォーターバック)を紹介します!
☆QBとは
オフェンスの司令塔であり花形ポジション。すべての攻撃がQBから始まる。
相手ディフェンスの動きを瞬時に読み取って攻撃の方法を判断し、WR(ワイドレシーバー)にパスをしたり、RB(ランニングバック)にボールをハンドオフ(ボールを渡すこと)したりし、時には自ら走ってボールを進めることもあります。
強靭な肩、正確なボールコントロール、走力、リーダーシップなど求められる能力は多岐に渡ります。
パート練習ではどんなことをする?
・掛け声でプレーを開始する練習
・フェイクの練習
・ディフェンスをつけ、WRにボールを投げてパスプレーの練習
ボールコントロールはもちろんのこと、WRとの連携も大切です。
☆選手にインタビュー
Q1.QBの面白さ・魅力は何ですか?
QBはオフェンスの司令塔であり、すべてのプレーヤーがQBの掛け声から動き始めます。すべてのプレーに絡むことができるのが面白いです。
Q2.高校時代まではどんなスポーツをしていましたか?
中高通して陸上部に所属していました。陸上は個人競技だったので、チーム競技をやってみたいと思いアメフトを始めました。
Q3.陸上部で養った技能がアメフトに役立ったことはありますか?
陸上競技のやり投げのフォームが、ボールを投げることに役立っています。
Q4.普段の練習では何を心がけていますか?
昨日の自分よりも一段うまくなることです。パスの技術や判断力を養うために、毎日の練習で新しいことを知識として身につけています。
Q5.QBとしての大変さは何ですか?
QBはかなり責任の重いポジションで、自分の一つのプレーがオフェンスのプレー全体を左右します。
ですが、自分の良いプレーによって作戦を成功させることができると嬉しいです。コンサバになりすぎても良いプレーはできないので、失敗してもいいからやってみようという前向きな気持ちを持つようにしています。
練習の様子やインタビューを通して、選手が細かい技術にまでこだわり自分のプレーをどこまでも突き詰める姿勢が伝わってきました。
QBは責任が重いポジションではありますが、チームの勝利という共通の目標に向け、自分が伸ばすべき点を認識して日々の練習に励んでいます。
QBの繰り広げるフェイクや、パス・ランを使い分けたオフェンスの展開は奥が深く、見入ってしまうこと間違いなしです。ぜひ、試合に来てその魅力を直接ご覧ください!