見出し画像

【LAST SEASON ESSAY 2024 #6】OL#59 松田アンジア

慶應戦を終え、長い夢から覚めたような感覚で不思議と嬉しくも悲しくもないというか少し俯瞰して自分を見ている自分もいます。ここで今思うことを少し書ければと思います。
一年前の自分は毎日妥協なく取り組めばどんな結果になっても後悔することはないだろうと思っていましたがそれは間違いでした。全く妥協も過ちも犯さずにきたわけではないですが、その時々の自分のベストを尽くすということを意識して過ごしてきました。それなのに今はあのときなんであれに気づいていなかったのだろうとか、なんであれをやらなかったのかとか、無数の後悔があります。後悔や自己嫌悪、そういった感情が今の自分の中にあります。しかしそれだけでもありません。森さんは時々「成長とは新しい物差しを手に入れることだ」という話をしてくれます。自身の限界に挑戦し枠組みを越えることができれば全く新しい物の見方を手に入れられるという話です。成長した先でしか分からないことや見えてこないものがあるわけです。今自分が抱える後悔というのは自分が挑戦し成長してきたことの証なのかもしれません。そう思うと自分のことが誇らしくも思えてきます。
多くの経験をしました。失敗も多いですし、おいしい思いも経験しました。1人では到底なし得なかったどころか大学に入学した時には想像もつかないところに立っています。自分を支えてくれた全ての人に感謝しています。ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!