最高な学生生活を送ろう! 【Recruit Blog 2024 #3】 SA 竹中慶
自分がこの部活に入ったのは、高校の先輩がいたから、入学前からアメフトに少しだけ興味があったから、ラクロス部は朝が早かったから、といったように特別な理由はなく、特に何も考えずに入部しました。なので今回は、なぜ入部したのか?についてではなく、1年経った今もまだ、この東京大学アメリカンフットボール部WARRIORSの一員であり続けている理由について書きたいと思います。
今、皆さんは東京大学に合格するという偉業を成し遂げて、感じたことのないほどの喜びを感じつつ、これから始まる大学生活にものすごい期待感を抱き、人生において最高の時間を過ごしていることでしょう。それは、これまでに皆さんが様々なことを犠牲にしながら、時には涙を流し、時には心身ともに疲弊しながら、ひたむきに頑張って、東京大学に合格するという過酷な目標を達成させたからではないでしょうか。その道のりの途中には、勉強に関することだけでなく、いろいろな挫折や失敗があったはずです。野球部の時、高2の秋に怪我をしてボールを投げられなくなったけれど、医者?から「このトレーニングを続けていれば、すぐに投げられるようになるよ!」って言われたから、信じて続けていたら、何の改善もなく、気づいたら高3の夏の引退の日になっていてびっくりした時とか、高3の夏休みには関係代名詞も曖昧だったけど、「本気出せばワンチャン合格できるんじゃね?」って思って頑張ったら、しっかり不合格だった時とか。それぞれの人がそれぞれの地獄を味わってきたはずです。
自分は決して傷の舐め合いをしたいのではありません。20年弱しか生きていないとはいえ、苦い経験を一切せず、順風満帆な人生を送ってきたという人は少ないはずです。誰もが失敗や挫折を経験して、それに負けず辛い時期を乗り越えたからこそ、東京大学に合格したという事実が、より一層嬉しくて感動的なものとなっているのではないでしょうか。
自分がこの部活を続けようと思った理由は、この大学に合格できた時の達成感と同じくらいの達成感をこの部活で味わえるかもしれないと感じたからです。今、この部活では、「あの東大がスポーツで日本一になる」というこれまで誰も達成したことのない歴史に残ることを成し遂げようとしています。昨年の結果は1勝でしたが、勝った時は言葉では表しようもないほど感動しました。もし日本一になるという目標を達成することができたら、自分はどうなってしまうのだろうと非常にワクワクしています。
受験では一人で戦っていた面が大きかったかもしれませんが、アメフトはチームスポーツなので一緒に戦う仲間がいます。ずっとアスリートだった人や常にスポーツとは無縁だった人、賢い人やバカな人、明るい人やそうでない人、個性豊かな仲間がそれぞれにあった場所で輝き、全員で同じ一つの目標に向かっています。また、ほとんどの部員が大学生になってからアメフトを知りました。1年弱アメフトに関わりましたが、アメリカンフットボールというスポーツはおもしろいと断言することができます。あんなにエキサイティングなアメリカ人が最も熱中しているという事実が証明していると思います。
少しでもこの部活に興味を持ってくれたのなら、ぜひいろんな新歓イベントに来てみてください。どんな人でも気軽に来てみてください。人生で最後の学生生活で最高の体験をしませんか?一緒に日本一を目指しましょう!お待ちしています。
(2年 SA 竹中慶)