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【Last Season Essay 2023 #11】WR#13 洞俊樹

振り返って自分の中でなにか転機があったとしたらポジションが変わって怪我で出遅れた3年の春シーズンだったと思う。新しいポジションの練習をしないといけないのに置いていかれる焦りや復帰できても全くうまくいかない悔しさをとても感じていた気がする。何よりもビビっている自分が悔しかった。この春シーズンで学んだことはビビらないこと、闘いつづけるということ、これは自分の中でこれ以降一番大事だと思ってやってきた。

だから自分は今秋の早稲田戦を忘れることはない。踏ん張って戦い続けなければいけないところでできなかった。自分が大事だと持ち続けてきたことをやれなかった。その結果は自分達を応援してくれる多くの人やフィールドには立てない仲間の想いを裏切るものだった。あの日感じた情けなさや申し訳なさは自分の一番の後悔として残り続けると思う。

WARRIORSにいて今まで多くのことをもらったが、一番は様々な形で応援してくださる方々の存在や大勢の方にスタンドから応援してもらえることの嬉しさ、喜びだ。慶應戦、相手も全てをかけて向かってくる。後輩にWARRIORSの日本一を繋げるために、闘い続けて自分のやってきたこと、応援してくださる方たちへの感謝の思いを勝って示す。(WR#13 洞俊樹)

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