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Recruit Blog-WARRIORS2022WR森太一

Oct 2, 2020-by東京大学運動会アメリカンフットボール部


「大学生にしかできないことをやろう」
部活への勧誘の決まり文句かもしれません。でもこの言葉は、サークルに物足りなさを感じながらも大学4年間を部活動に捧げることを躊躇していた僕にとっては、十分すぎる言葉でした。「週に1、2回の運動や、資格の勉強なんて社会人になってからいくらでもできる。」
大学生は週に1、2回のサークルを楽しみながら、将来のために資格の勉強やインターンをしようと、入学当初から固く決めていました。さまざまな団体に顔を出しながら、バスケサークルの新歓にも何度も行きました。しかし中高6年間運動部に励んできた僕はサークルに物足りなさを感じていました。それでも大学で運動をやることと留学や資格勉強といったものとは両立できないと思い、どうしても一歩踏み出せずにいました。
そんなときにかけてもらった言葉が「大学生にしかできないことをやろう」でした。大学卒業後に会社で留学する人や資格を取る人なんてたくさんいる。娯楽で週1、2回運動する人だっている。だけど毎日のように一つのスポーツ、アメフトだけのことを考え、体を動かすことができるのは学生だけ。それも日本一を目指す。それが目指せる環境がここにある。選手の熱意だったり、サポート体制であったり。
本気でアメフトと向き合ってるからこそ出てくる言葉だと思います。その雰囲気に押されたのか、言葉に押されたのか、その場でアメフト部に入ろうと決めてしまいました。
日本一という掲げるはずのなかった目標を掲げ、それが現実的な目標であると思えるほどに充実した環境で練習ができます。日本一になるために日々、自分の動きや上手な人の動きを分析し、足りないものを一つずつ詰めていく。なかなかうまくいかないことばかりですが、それでも入ってよかったなと思えるほど充実した日々を過ごしています。
大学生は自分次第でなんでもできます。資格、ボランティア、勉強、バイト、遊び。そんななんでもできる学生だからこそ、学生にしかできないことを。
この言葉が昔の僕と同じように悩んでいる新入生の背中を押すことになってくれればなと思い、
そしてもしこれがアメフト部の入部を考えるきっかけになってくれれば幸せです。


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