本場のハイスクールフットボール!【リレーブログ2023 #5 】RB#0 小川勝徳
金井くんからバトンを渡されました、2年RB小川です。よろしくお願いします。
自分は中高と主にアメリカで過ごしていたのですが、当時はまさか自分がアメフトをやるとはまったく思ってなく、サッカーに熱中していました。(もしやっていたら今ごろチヤホヤされていたかもと思ったり…)今ではもっと大学やNFLの試合を見に行けばよかったと後悔しています。ただやっぱりアメフトの本場であるアメリカでは、いろいろとアメフトとの接点がありました。今回はそれを振り返っていきたいと思います。
自分の学校は州の中でも強豪だったらしく、実際All-American (高校アメリカ代表みたいなもの、All-Star Bowl でWest vs East代表で対決する。)に選ばれた選手がいたり、D-1 level football (大学で一番上のリーグ)の大学に推薦で入学する選手がいたりしました。そんな彼らが出場する試合の日はとても盛り上がったものです。主に金曜日に試合があったかと思いますが、試合の日は学校の朝礼で試合の予定が紹介され、校長先生が元気よく応援をしていました。逆に月曜日など試合の後の日は、朝礼で試合結果と活躍した選手が紹介されていました。ホームの試合、ダービーや大会などの大事な試合の場合は、朝礼中突然音楽が響き渡ったかと思えば、マーチングバンドとチアリーダーたちが廊下をパフォーマンスしながらよく通り過ぎていっていました。わざわざ授業中抜け出してやっているのかなと不思議に思ったものです。ただやはりすごく盛り上がりますし、皆も試合用に毎回作られる学校Tシャツを着て教室の外に出て応援していたのを覚えています。
試合の日には、スタンドがほとんど双方の応援で埋まっていました。学校の皆はもちろん、先生や親御さん、近所の人たちが集まって応援する姿はスポーツが違っても大変熱く思ったものです。自分が思うに、金曜日の夜というのも相まって、皆が集まる社交的な場としても機能していたのかもしれません。自分も高校に入ったばかりのときは、ここで新しく友達ができたいい思い出があります。
試合に関しては、当時ルールもあまり分からないまま見ていましたが、やはりビッグプレーが飛び出すと観客も沸きますし、マーチングバンドやチアの応援もとても盛り上がっていました。ハーフタイムショーなども面白かったです。あと別件で面白かったのは、サッカーチームで一緒だった子が出ていたことです。アメリカは基本的に季節毎にやるスポーツを変えるので、アメフトだけやっているというのはあまりないです。ちなみに僕の周りでは、自分のチームのゴールキーパーがDLをやっていました。だからあんなにゴツかったのか…
ちなみに僕の高校のアメフト部は三つに分かれていました。上からVarsity、Junior-Varsity (JV)、そしてFreshman(1年)だったかと思います。下から二つのランクは誰でも入れるのですが、VarsityはTry-outして受からないとは入れなかったようでした。よって1年生からVarsityに入れる強者は一目置かれていました。
少し自分の話になってしまい恐縮なのですが、今思うと自分がWARRIORSに入る決心をしたのは、高校でアメフトをやらなかったことも理由としてあると思います。もちろんサッカーに熱中していたというのは嘘ではないのですが、興味があり挑戦しようと思えばアメフトに挑戦できる環境にあったのに、自分には向いてないと勝手に言い訳をして挑戦しなかったのです。ですが、大学入学後友人に誘ってもらい、あのときの後悔を果たせるかもしれない.....と思ってアメフトをやっている一面もあるのかなと思っています。そのお陰で今は苦しい時もありつつも心身一如な生活を送れていると思います。これを読んでくれているかもしれない新入生の皆さんも大学という新たな環境において、ぜひ後悔しないよう少しでもやりたい、興味があるかも…..と思ったら挑戦してみてください!そしてぜひWARRIORSへ!ご愛読ありがとうございました。
次回は同期で頼れる2年MGRの石川さんにバトンを渡したいと思います。次回のリレーブログにもご期待ください!
(2年 RB #0 小川勝徳)