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相法早引32(子孫に縁がない相の類を論ず)
・頤(おとがい、あご)が細く、尖っている者。
・口が尖っている者。
・耳が柔らかい者。
・ひどい出目の者。
・喉の骨(=喉仏)が高く、尖っている者。
・鼻が異常に大きく、高く、肉付きが良過ぎる者。
・鼻が高く、肉付きが悪く、骨の形が露わになっている者。
・鼻が小さい者。
・眉が濃く、粗い者。
・鼻の下が、少女のように締りがない者。
*前項で記したように、人中の溝がないような男も、子供に恵まれ難い。
・目の下の肉がゆるんでいる者。
・目の下が深く落入っている者。
・顔の正面は広いのに、横面が狭い者。
・害骨(えら)が高く張っていて、骨の形が露わになっている者。
・顔が小さい者。
・頭が小さい者。
・胴体が小さい者。
・腰が細く、尻が小さい者。
以上の内、一相でもある者は、必ず子供に縁が薄い。もし子供がいたとしても、女子である。しかし、運が良い人には、どうにかこうにか、男子が一人いる事もある。もし、子供が多くいる場合は、子供に関しての辛労が多く、頼りにならない。子孫は老年の福であり、親族の根源である。
-東京つばめ鍼灸-
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