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写真に疲れたら休めばいい

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

今日は、写真を始めてしばらくすると訪れる「写真疲れ」について考えたいと思います。

初心者から中級者、中級者から上級者にそれぞれ移行する時に起こりやすいような気がします。

ある程度撮り続けているのに、あまり上達や進歩が感じられなく、SNSの評価も上向く気配もなく、気持ち的に少し落ち込み気味になります。

ある程度撮っていれば、実際は上達していると思うのですが、少しづつ太るのと同じで、なかなか本人は気がつきません。

数年ぶりに会う人は(太って)ビックリしているかもしれませんが、本人はあまり気が付いていないという状況はよくある話です笑。

写真に話を戻しますと、行き詰まりを感じると、急に興味がなくなってしまうのは、わたしもは経験があります。

撮影:Tokyo Street PIX.  @渋谷

とにかく何か目に見えた成果が欲しくなり、ガムシャラに撮り歩いても、手応えがあるわけでもありません。

なんか楽しくないなと感じる頃です。

一眼レフを買って色々と撮り歩くのですが、それ以上でもなくそれ以下でもなくといった感じで、そのうちカメラを触ることもなくなってしまいました

約5年後、ミラーレス一眼にオールドレンズを付けて撮るのが流行ったとき、a7IIを購入して、またカメラの趣味を再開させましたが、一時的な盛り上がりはあったものの、撮りたいとのが明確にあったわけではなかったため、またもや下火に。

その後、ストリートスナップを撮るようになりますが、特に明確な理由はないまま、なんとなく撮る気力がなくなり、その後2年くらいはお休みしました

あとで分かったことですが、ストリートで撮るというのは、他人の目を気にしたり、場所によっては緊張感のある状況もあったりして、思った以上に気を張って撮っていたため、疲れてしまったのだと思います。

この2年間は、ほとんど写真のことは考えず、もちろんカメラの新製品もチェックせず、インスタもほとんど開かずといった状況で、視界、思考から写真のことを消していたような状況でした。

撮影:Tokyo Street PIX.  @渋谷

しかし不思議なもので、また写真が撮りたくなったんですよ。

自分でも理由はわかりませんが、ただ何となくでしたが、写真をまた撮りたいなぁと思ったんですね。

でも、また復活するかもしれないという思いがどこかにあったため、カメラやレンズは売らずに、防湿庫に置いたままにしてありました。

そして、復活して感じたことは、特に躊躇することなくシャッターを切ることができるようになっていたのには驚きました。

おそらく、自分の中で何かが発酵したのか熟成したのかは分かりませんが、写真への想いが、少し特別なものに変化したのだと思います。

もし、写真に疲れたなと感じたなら、少し写真から離れてみるのも良いと思う今日この頃です。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。

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