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SONY最後のCCD機 α330に魅了された話

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

昨今のデジカメではCMOSセンサーが当たり前ですが、昔はCCDというセンサーが使われていました。

何が違うのかと言いますと、センサーの構造や信号の読み出し方法が異なり、それぞれ一長一短ありますが、コスト的にはCMOSが有利ですがCCDの方が画質が良いとされていました。

さて、今日の話のきっかけは、クラシック音楽ファシリテーターの飯田有抄さん(フォローありがとうございます♪)が、YouTubeの動画で初めて買った一眼がソニーのα330だったと話されていて、ん?「私の初めての一眼と同じだ!」と思い出し、さらに飯田さんはCCDが気になってオリンパスのE-500をご購入されたと知り、改めてCCDの魅力は何なのか気になったのが始まりです。

CCDの写りがどのようなものだったか、今更ながら確かめるべく防湿庫に眠っていたα330を引っ張り出してきました。

買ったのは2009年で当時新品で買いました。カメラに詳しくはなかったので、α330がSONYのCCDセンサー搭載機としての最終モデルだったとは、当時あまり認識していなかったと思います。

ちなみにα330は1020万画素ですが、上級モデルとしてα380(こちらは1420万画素)も同時発売でした。おそらく安いという理由でα330を選択したと思います。

2024年11月3日(文化の日)に皇居周辺をスナップしに行ってきましたので、「α330の実力とやらを見せてもらおう」といつものRX100と一緒にα330も連れ出してみました。

ちなみにレンズは「DT 35mm F1.8 SAM (SAL35F18)」です。APS-C用ですので35mm換算で実質52.5mmの焦点距離となります。

撮影:Tokyo Street PIX.  @丸の内
撮影:Tokyo Street PIX.  @東京駅
撮影:Tokyo Street PIX.  @丸の内
撮影:Tokyo Street PIX.  @皇居外苑・和田倉噴水公園
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @大手町
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @北の丸公園
撮影:Tokyo Street PIX.  @北の丸公園
撮影:Tokyo Street PIX.  @北の丸公園・武道館
撮影:Tokyo Street PIX.  @北の丸公園
撮影:Tokyo Street PIX.  @九段北
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田
撮影:Tokyo Street PIX.  @永田町
撮影:Tokyo Street PIX.  @桜田門
撮影:Tokyo Street PIX.  @東京駅
撮影:Tokyo Street PIX.  @千代田

久しぶりの一眼は楽しかったです。最近は液晶モニターを見て写真を撮ることが当たり前となり、ミラーレス一眼でもファインダーの中は電子ファインダーですが、a330は一眼レフなのでファインダーがレンズを通した「生」の絵が見れるのは逆に新鮮でした。

あと、シャッターが切れる「カシャッ」という音はいいですね。スマホの擬似音に慣れている耳に、たまには聞かせたい音です。また、ミラーがちゃんと動いている感触も素晴らしいものです。

さて、今から15年前(2009年製)の1000万画素のCCDセンサーの写真はいかがだったでしょうか。

最近2000年代のコンデジで「エモい」写真が流行っていますが、全然エモくないですね笑。

全てRAWで撮影し、Capture Oneで現像・レタッチをしていますが、基本的に軽めの編集です。同じプリセットを基準に、写真ごとに若干の変更やトリミングをしていますが、撮って出しのイメージから大きくは変更していません。

「気象庁前の交差点」「満車」「ガスト」はあえてこってりしたベタな色にしていますが、個人的には好きなテイストです笑。

解像度は1000万画素しかありませんが、よほど大きく出力しない限り実用レベルではあると思います。

最新機種にありがちな(持ってませんが笑)、解像感パキパキで色彩豊か過ぎみたいな写真に目が疲れている方には、ちょうど良いのかもしれません。

Aマウントですので、昔のミノルタ時代のレンズもアダプターなしで装着できますので、オールドレンズ遊びも面白いかもしれません。

ちなみに、ボディは1万から1万5000円くらいで買えるらしいので、最新デジタルカメラが高すぎますので、この時代のカメラでも十分撮影体験が楽しめると思いますよ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。

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