見出し画像

マイペースでいきましょう

こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。

今日は、タイトルにもありますが、マイペースに物事を進めていくことについて考えてみましょう。

足の速い人もいれば、そうでない人もいます。上達するのが速い人もいれば、そうでない人もいます。

競争する社会では、当たり前のように順位が付けられ、そのコミュニティの中で自分がどの位置にいるか、否が応でも現実を突きつけられます

トップの人は常に逃げ続け、真ん中の人はトップを目指し、最下位の人はとりあえず真ん中を目指して走り続けます。

そして、ずっと走り続けられる人もいれば、途中でレースを棄権する人もいます。

撮影:Tokyo Street PIX.  @渋谷

いつしか、『がんばる」とか『がんばれ』ということばが、自分や他人を応援するものではなく、“無理しなくていいし頑張らなくていい”という風潮に変わりました。

たとえば、1995年の阪神・淡路大震災のときのスローガンは「がんばろう神戸」でした。

2011年の東日本大震災のときも「がんばろう東北」などのスローガンがありましたが、被災者にプレッシャーや負担を感じされるとして、「頑張らなくていい」というメッセージに変わっていった記憶があります。

「頑張る」というと、昭和のスポ根的な炎天下で水も飲まずに運動するなど、現代では考えられないような根性論だったり、努力と忍耐のことを主に指します。

また、他人のために自分を犠牲にしたり、与えられた役割を全うするために、頑張ることもあるでしょう。

しかし、これら頑張ることは、自分の心身のバランスが保たれていることが大前提となります。

撮影:Tokyo Street PIX.  @湘南

その範囲において自分なりに頑張れば良い話ではありますが、無意識に本来の自分のペースを忘れて、走り出してしまうことがあります。

カメラや写真をやっていると、自分なりに楽しめば良いのに、SNSやYouTubeなどで「いいね」やフォロワーの数を争ってみたり、機材を自慢したり、とにかく他人と比べたがる傾向があるように思います。

他人より早く、もっと早く、高く、もっと高くと、限りない競争が始まってしまいます。

写真も正解があるわけではありませんので、良い写真、上手い写真、そうでない写真などと区別して観てしまいがちですが、自分なりに楽しく撮ったり見せたりすることが、一番だと思います。

他人と比べるより、昨日の自分と比べてみてはいかがでしょうか。

自分だけの時間、自分だけの空間、自分だけの成長、自分だけの情熱、自分だけの何かを大切にしたいと思う今日この頃です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。

スキ♡&フォロー 気に入っていただけたら、よろしくお願いします。
Amazonにてデジタル写真集(Kindle版)を販売中。Unlimited会員は実質無料。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?