Leica D-LUX8 まもなく発売
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
まもなくライカから、コンパクトデジカメ「D-LUX8」が発売されます。
発売開始は2024年7月20日の予定で、オンラインストアでの価格は286,000円(税込)です。
基本的なスペックをおさらいしておくと、有効画素数1700万画素(総画素数2100万画素)マイクロフォーサーズ(4/3)のCMOSセンサーに、「ライカDCバリオ・ズミルックス f1.7-2.8/10.9-34mm ASPH.」(24-75mm、35mm換算)の固定式レンズが付いたコンパクトデジカメです。
前モデル(DーLUX7)からバージョンアップされた点は、
・センサーサイズ同一ながらMOSからCMOSセンサーへ
・ライカの高級コンデジ「Leica Q3」に近いデザインとユーザーインターフェイス
・保存形式にDNG対応
・ビューファインダーと液晶パネルの一部仕様変更
・ISO感度がオートで200〜6400から100〜25000に拡大
などが挙げられます。
前モデルと比べて、大きく変わったポイントは、やはりQ3ライクな背面デザインとユーザーインターフェイスだと思います。
先行でDーLUX8をレビューしている方で、旧モデルDーLUX7と画像比較を見る限り、センサーが変更されていますが、大きく画像のテイストも変わっていないようですので、旧モデルを持っている方が買い替えるというよりは、新規ユーザー向けと言えるでしょう。
この春の値上げで、M型が約150万円、SL、Q3が約100万円という価格設定のライカのラインナップにあって、D-LUX8は破格の28万円です。
あまりネガティブなコメントはしたくありませんが、この価格にも理由があるわけです。
皆さんもご存知の通り、ライカはドイツ、またはポルトガルの第二工場で製造されています。
しかし、前モデルのD-LUX7は、Panasonicの「LUMIX DC-LX100M2」がベースとなっており、"MADE IN CHINA"と明記されていることから、OEMでPanasonicが中華人民共和国で製造したものと推測されます。
これをライカと呼ぶのか否かはあなた次第ですが、まぁそういうことです。
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ただし、本体に赤いバッジが付いているのは、大変大きなポイントで、所有欲を満たしてくれるアイテムには変わりありません。
ライカ GINZA SIXで実機を少し触らせていただきましたが、程よい重量感とかたまり感は、充分満足できるもので、首に掛けてのスナップも楽しめそうです。
ちなみに、2024年7月15日現在、Panasonicから「LUMIX DC-LX100M2」の後継モデル(D-LUX8のパナ版)についてのアナウンスはありません。
前モデルの発売日は、「LUMIX DC-LX100M2」が2018年10月18日、「D-LUX7」が2018年12月15日でパナの方が早く発売になったことから、もしかすると今回はパナ版の後継機種は出ない可能性も考えられます。
どちらにせよ、新型ライカの発売を楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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