デジタル写真集ばかり出す理由
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
今日は、なぜデジタル写真集をたくさん出しているのか、日頃思っていることを書いてみたいと思います。
昨日(10/31)の最新刊『TOKYO Monochrome Wonderland #9』の無料ダウンロードキャンペーンにご参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
さて、私は普段から、主に東京でストリートスナップを撮影しています。
ストリートスナップは文字通り街を歩きながら撮影しますが、決定的な構図を決めて、その場所からの絶景を狙うような撮り方ではありませんので、どうしても撮影枚数が多くなりがちです。
その撮影した写真は、SNS (特にX)で1回のポストにつき4枚をセットにして、朝晩の2回(気分次第で3回)アップしていますが、ポストの回数も多すぎるとフォロワーさんに迷惑なので1日2〜3回が限界の中、撮った写真をたくさん観てもらうには限りがあります。
以前はインスタグラムをメインに活動していましたが、アルゴリズム変更で写真のみのポストではフォロワー以外には観てもらえなくなってしまったので、noteの記事を更新した際にストーリーズで発信するのみとなってしましました。
また、このnoteでも写真をたくさん公開されている方も多いですが、私のイメージとしてはデジタルであろうと「写真集」という “括り” にこだわっているので、Amazon Kindleの電子書籍が、現状最適なフォーマットであります。
電子書籍というと以前はガジェット好きや、 “意識高い系” 的な人のイメージがありましたが、今や完全に市民権を得て、マンガも小説もビジネス書も電子書籍で読むことが普通になりました。
ただし、写真というのは基本的にはプリントしたもので観るのが基本だとは思っていますが、写真集を紙で出版するには、印刷コストや在庫リスクなどを勘案するとなかなか現実的ではありません。
そういう意味でもデジタル写真集は、現時点ではコストやリスクを考えなくても出版できますから、写真をたくさん観ていただくには最適なフォーマットであるわけです。
また紙の場合は、製本の関係上ページ数に制限がありますが、デジタル写真集の場合はよほど高解像度で大量のページでなければ、特に制限を気にせず編集できます。
個人的には、撮った写真は全部観てもらいと思っているタイプなので、ページ数が多いに越したことはありません。
しかし現実には全て観てもらうわけにはいきませんので、1冊の写真集を編集する時にピックアップするわけですが、この作業が一番悩む時間でもあります。
さらに順番を決めるのも迷うことがありますが、最近は勢いというか直感で決めることが多いです。
2024年10月末時点で、これまで27冊の写真集を出してきました。これは全てAmazonのKindleで購入が可能です。
モノクロのストリートスナップがほとんどですが、今後はカラーの作品をもう少し増やしていこうかと思っています。
最後に言い忘れていましたが、SNSで収益を上げるのはとても大変ですが、Amazonの場合は、1冊販売されるごとに印税を得ることができ、さらにKindle Unlimitedという事実上読み放題のサービスにも登録することで、1ページ閲覧される毎に収益が発生します。
ちなみに、私の場合は1ヶ月あたり外食2回分くらいの収益が発生しています。
具体的な数字はご想像にお任せしますが、この収益をさらに増やす楽しみもあるかもしれません。
この記事を読んでくださっている方は、カメラや写真に興味を持っている方が多いと思いますが、撮り貯めた写真を眠らせておくのは勿体無いですよ。
デジタル写真集に挑戦してみるのも、新しい楽しみとなると思います。
本日のオススメの1冊
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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