スナップって何撮るの?
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
今日は、ストリートスナップを中心に、何を撮って良いのか迷っている方の参考になればと思うことを書いてみたいと思います。
他人のストリートスナップの写真を観て、あんな風に撮れたらカッコいいなぁと思ったこともあると思います。
で、実際自分がカメラを持ってストリートに立ってみたら、どこにレンズを向けていいやら、何をどうしたら良いのか、分からない人もいるかもしれません。
経験から言うと、撮影体験の回数を徹底的に増やすことで、ある程度は解決するのですが、その第一歩が難しいと思います。
自分もそうでしたが、カメラを始めたばかりの時って、何を撮りたいという事より、カメラを触りたいんですよね。
しばらくしてカメラを触ることにも慣れて、そこでスナップを撮りたいといざフィールドに出て困ってしまうわけです。
何を撮ってよいか分からないけど、カッコいい写真は撮りたい!
最初から “決定的瞬間” は無理ですし、構図や色彩バランスが完璧で、光と影の取り込み方も素晴らしい写真は撮れるとは思わない方が良いです笑。
さて、ストリートに出て、まずやることは、太陽の出方と向き、人の流れを把握することです、と言いたいところですが、とりあえずは被写体を探しましょう。
形がカッコ良いモノ、色鮮やかなモノ、陰の形、面白そうなモノ、青い空と海、電柱と電線、路地裏、ビルの壁、あぜ道、目に映った何かが心に引っ掛かったら、あとはシャッターを切るだけです。
カメラの設定は「オート」で問題ありません。もちろん「オートフォーカス」でOKです。
今日は全てをカメラに任せて、自分は被写体を探すことに専念しましょう。
フレーミングや構図なんかも気にする必要はありません。
日の丸構図のように、撮りたいものを中央に寄せて、出来るだけ大きく撮ることで、視線誘導を中央に集中させる写真で良いと思います。
そうすることで、何を撮りたかったのか分からないような写真が減ることでしょう。
最初からカッコいい写真は期待せず、撮りたいと思ったものをひたすら撮っていくことが大切です。
最初に何でも撮る癖をつけておくことで、撮影に対するハードルがかなり下がると思います。
そこから少しずつステップアップしていけば良いだけです。
カメラに収めたいと思ったら、自分に素直に、その気持ちを大切にしてほしいと思います。
ただし、いくら撮りたいといっても、法を犯すような撮影にならないように気をつけてください。
写真集『写欲2〜ストリートスナップのトリセツ〜』にも、このあたりのことを詳しく書いていますので、もしよろしかったら見てみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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