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写真を捨てる勇気
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
今日は、日々増え続けていく写真をどうすべきか、「写真を捨てる勇気」の意義について考えてみたいと思います。
カメラがフィルムからデジタルになり、撮影する写真の枚数も大幅に増えたと思います。
無限に増え続ける写真データですが、本当にすべて残すことが必要なのでしょうか。
私は、今まで撮った写真のほとんどを、HDDとクラウド(Amazon PhotosとawsのS3)に保存しています。
現状「Amazon Photos」はPrime会員なので容量無制限で保存できるのですが、HDDはそのうち容量を増やさなくならなくなりそうです。
写真を捨てられない理由として、大きな理由としては「断捨離」と同じようなもので、
・思い出として残しておきたい
・いつか使うかもしれない
というのが大きな理由だと思います。
特に写真を趣味にしている人は、いつかSNSや写真展などで発表する機会があるかもしれないと、また使うことを想定していると思います。
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この気持ちを整理するのは厄介なもので、多くの人を悩ませ、結局捨てることができず現状維持にしている人も多いと思います。
明確に「捨てる理由」がない中で、「捨てることの『意義』」を問い直してみると中々ハードルの高さを感じます。
それぞれ写真の価値を自分なりに “再定義” してみると良さそうですが、同じ写真なのに見方によって「これは傑作だ」と感じてみたり「駄作ばかり」と感じてみたり、その時の気持ちによって写真の評価がブレブレになってしまいますので、「写真の価値」を客観的に “再定義” することの壁にぶつかってしまいます。
また、写真を捨てることで「記憶の整理」にもなりますし、リセットすることで「次の創作へのエネルギー」となることも想像はできますが、私にはできそうもありません笑。
「断捨離」にも言えることですが、明確な目的がないと、中々実践することは難しいかもしれません。
実践するために、自分なりに基準を設定する必要があると思います。
・感情が動く写真であるか
・技術的に優れた写真であるか
・他の写真と重複していないか
例えばこれらの基準を設けたとして、定期的に古い写真を振り返り見直す必要があるでしょう。
そうすることで(私は経験していませんが笑)、本当に大切な写真が浮かび上がり、自分にとっての重要な写真だけがコレクションに残るはずです。
それらの写真を見返すことで、自分の写真のスタイルやテーマを再確認でき、これから撮る写真にも良い影響があると思います。
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写真を捨てることは、ただ過去を切り捨てることではなく、自分にとって本当に大切なものを見極める行為です。
結果的に未来の自分にとっては、良い結果をもたらすと信じたいところではありますが、それは「写真を捨てた」人だけが知り得ることなのかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
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