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なぜ私は写真が下手なのか
こんにちは、路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXです。
自分の写真が下手すぎて、どうにかならないかと日々考えています。
なにか解決策があるのではないかと、考えるのですが解決策は思い浮かびません。
リスペクトする写真家・森山大道氏の有名なことば「量のない質はない」というように、たくさん写真を撮ることでしょうか。
教科書どおりに撮ったとしても、写真が上手くなるわけではないことは分かりました。
で、実際どうすれば良いか考えた結果、下手で行くしかないなと覚悟を決めた次第です笑。
写真の上手い/下手という、この曖昧で誰にもジャッジできないものに対して深く追求するのは時間の無駄ではないかと考えてみたわけです。
5年ほど前の自分の写真を見ても、それほど進歩があるようには思えません。
この5年で数万枚の写真を撮ったと思いますが、写真の上達を実感してはいません。
私は主にストリートスナップを撮っていますが、5年前の写真と今の写真を比べてみて、どう見ても進化しているようには思えないのです。
おそらく、5年前の写真と今の写真を並べてみて、どちらがどっちかわからないと思います。
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こうして見ると、時間だけが過ぎていき、私の写真技術は変化なく、なんのための5年だったのか思うと、今日はショックで眠れそうにありません。
でも、写真技術だけではなく、変わっていないことがあります。
それは、写真への熱情・愛情です。(くすぐったい表現です笑)
写真が好きということは5年前から変わることなく、ずっと撮り続けています。
以前、自分の好きなことを深掘りしたことがあるのですが、カメラが好きなわけではなく、写真が好きなわけではなく、「写真を撮ること」が好きだという結論が導かれました。
この記事は、「なぜ撮るのか」ということで深掘りしたものですが、飽きっぽい自分が何年も同じマインドで撮り続けられていることは、個人的にも稀なことです。奇跡に近いことです。
何年も飽きもせずやり続けられているというだけでスゴいので、その結果、写真が上手くなっていたらラッキーというのが正直なところかもしれません。
写真の評価基準というのは、ぶっちゃけ曖昧であり、上手い写真、いい写真という単純なものでもありませんが、自分が「いい感じ」と思えるものを撮っていきたいとは考えています。
世の中には、
・圧倒的に多数の人が「いい」と思うもの
・数万人の人が「いい」と思うもの
・100人が「いい」と思うもの
・数人が「いい」と思うもの
・自分だけが「いい」と思うもの
もあります。
少なくとも自分だけはの自分の写真を「いい」と思っているので、ある意味自己満足のレベルかもしれません。
SNSに写真をアップすれば、100人くらいの方が「いいね」していただけているので、少なくとも自分以外にも「いい」と思ってくれていることは嬉しいことです。
ですので、このまま「下手な写真」を撮り続けていくことを改めて表明させていただきます笑。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。またお会いしましょう。路上写真家のTokyo Street PIX/TPIXでした。
ちなみに、上野の写真が5年前、田園調布の写真が最近撮ったものでした。
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